Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
@u_umi
2026-
  • 2026年5月18日
  • 2026年5月18日
    夜と霧
    夜と霧
  • 2026年5月18日
  • 2026年5月18日
  • 2026年5月18日
  • 2026年5月18日
    ねじ式/夜が掴む
  • 2026年5月18日
  • 2026年5月18日
  • 2026年5月18日
    女が読む太宰治
    女が読む太宰治
  • 2026年5月18日
    仮面の告白
    仮面の告白
  • 2026年5月18日
    BUTTER
    BUTTER
  • 2026年5月18日
  • 2026年5月18日
    元カレごはん埋葬委員会
  • 2026年5月17日
    文化が織りなす世界の装い (シリーズ比較文化学への誘い)
    文化が織りなす世界の装い (シリーズ比較文化学への誘い)
  • 2026年5月17日
    食からみる世界 (シリーズ比較文化学への誘い)
    食からみる世界 (シリーズ比較文化学への誘い)
  • 2026年5月17日
    祭りから読み解く世界
    祭りから読み解く世界
  • 2026年5月17日
    比較でとらえる世界の諸相 (シリーズ比較文化学への誘い)
    比較でとらえる世界の諸相 (シリーズ比較文化学への誘い)
  • 2026年5月17日
    ニッポン獅子舞紀行
  • 2026年5月17日
    幻の麺料理
    幻の麺料理
  • 2026年5月17日
    孤独への道は愛で敷き詰められている
    学生時代は希死念慮があった。ごく普通に、なんならみんな“そう”だと思っていた。東日本大震災が起きた時、私は「3年生を送る会」の予行演習をしていた。1-2年の全生徒が集合した古い中学の体育館内は大パニックになり、先生の「校庭に逃げろ」の一言で押し合いへし合い、我先にと逃げようとする同級生たちの中で「あ、みんな(他人を押しやってでも)こんなに生きたいんだ」と、濁流に身を任せながらぼんやり寂しく思った。 もちろんそんな自分は、この本の主人公と同じく青春なんてなかった。必死に取り組んだモノはあるけれど、修行に近い感覚で日々ただ積み重ねていた。そんな自分にも友人はいて、高校で書かされた「○年後の友人宛の手紙」が社会人になって届き、「生きろ」と書かれていて笑ってしまった。友人に希死念慮の話なんてした事はない。 自分でお金を稼げるようになって、生殺与奪の権を自分で握れるようになってからは、己を省みて消えたくなることや、躁鬱極まって今なら飛べる気がする!(飛び降りとかではなく鳥になれる、というような感覚。そんな訳ない)ということはあっても、生きていたくないと思う事はなくなった。 やりたい事は無限にあるし、行きたい場所も見たいものも無限にある。 この本を読んで、自分には信頼できる友人が数人いること、他者に頼らずとも1人で幸せを感じ取れる手段がたくさんあることを、本当によかったと思った。 (前作「自分以外全員他人」の内容になるが) 主人公は、信頼できる(しかも哀しいことに一方通行)相手が仕事相手である岡村さんだけで、幸せを感じることはサイクリング(しかも道中のストレスレベルに幸福度が左右される)のみだったのが、救済の道を狭めてしまった要因のひとつにあったように思う。 「逃げ続けてきたすべてのあやまちに、自分はついに追いつかれたのかもしれなかった。」 青春なんてなかったのは、主人公も自分も同じだが、修行のように取り組んでいたモノがあったという点で、私にはちょっとした自信がついたのかもしれない。人並みかそれ以上に逃げたりあやまちを犯したりはしてきたけれど、それだけではないと自分で思えることがあるのは大事なことなのだろう。
読み込み中...