雨犬

7件の記録
- 川口葉子@cafe2025年3月18日読み終わった@ カフェコーヒーと音楽と詩情。 大好きな『雨犬』をカフェの本棚でみつけて、コーヒーとともに再読した。 雨の日に拾われた老犬と、若きペンキ職人の静かな日々。 「コーヒーのにおいにはとおり道がある」 「雨の日ににおいは増し、 ふたりでずっと部屋にいて、 何度かコーヒーが入る」 「ぼくは雨犬。 雨の降る日のコーヒー豆のにおいが好き」 「影はもしかすると記憶に似ていないだろうか。 …… ぼくは雨犬。やがてきみの影になる」 (本文より)