神の悪手(新潮文庫)

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昼寝ねこ@hiruneko2026年8月23日読書メモ感想将棋を題材にした5篇の短編集。全て独立した作品ばかりで連作にはなっていない。「指導将棋」「奨励会3段リーグ」「詰将棋」「将棋タイトル戦」「駒師」など、将棋をいろいろな角度から描いているが、特に初話『弱い者』の指し手の謎と、表題作『神の悪手』の心理サスペンスが良かった。将棋にはあまり詳しくないのだが詰将棋の作品を除いて、なんとかついていけた。将棋に魅せられた人たちの切ない人間ドラマに胸が痛む。将棋小説は指し手や戦術よりも将棋に翻弄される人間の姿を描く小説を読みたいと思う。





青山@aoyama9122025年9月11日読み終わった面白かった2025年9月読了本以前にアンソロジーで読んだ「弱い者」がどうしようもないやるせなさを感じて忘れられず、もう少しこの作者の小説を読みたいと思って購入。 対局中のヒリヒリとした緊張感や、悪手を指してしまったときの感情がとてもよく伝わってきて、心揺さぶられるような短編ばかりだった。 将棋は全く分からないが、全然問題なかった。 特に「ミイラ」が好き。 「弱い者」の短編では誰もあの子を救えなかったからこそ、「ミイラ」では少年を受け入れて寄り添ってくれる人がいてくれることに安堵した。 文庫版初版はカバー裏に「弱い者」のスピンオフSSが載っている。 少々ネタバレだが、あの子の大人になった姿に涙した。











