真夜中の子供たち(上)

真夜中の子供たち(上)
真夜中の子供たち(上)
サルマン・ラシュディ
寺門泰彦
岩波書店
2020年5月19日
5件の記録
  • Autoishk
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    @nunc_stans
    2025年8月21日
  • 木村久佳
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    @kuCCakimura
    2025年8月21日
  • 雨の夜
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    @asatoyoru
    2025年4月8日
  • pamo
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    @pamo
    2025年3月17日
    『百年の孤独』以来のマジックリアリズムの名著、「ブッカー賞中のブッカー賞」。その名に違わぬ名作! インド旅行後に読んだので、インド中を旅しながら、世界大戦後のインドの歴史を辿るのにも最適だった。 「インド独立の日の夜に生まれた子供たちは超能力が使える」という設定から「ストレンジャーシングス」的なファンタジーかと思ったが、全然違った。ファンタジー色はごく僅かで、中身はもっと生々しくて泥臭い、1人の人間が歴史の変化に翻弄されながら、多くを失い傷つきながら生きてゆく話。 富裕層の暮らしとスラム街、パキスタンでの戦争、宗教、政治…主人公の人生を通して、カラフルなインドの明暗が鮮やかに生き生きと描かれる。 ラストのカタルシスは『百年の孤独』と双璧をなす。 インドに関心のある方はぜひ手に取っていただきたい。
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