風待みなと博物館
17件の記録
- 茅椰@20kaya262026年7月4日読み終わった物や星。言葉で伝えてくれないものと辛抱強く向き合うのは私は苦手なのだけど、それをしてくれる方達のおかげで私はその声を聞けているのだと思った。学芸員さんや研究者さんに改めて感謝。 そして、作中に出てきたジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』も調べたら面白そうな本なのね。こんな書き方してみたらどうだろう?を追求した本大好き。

読書日和@miou-books2026年6月14日読み終わった借りてきた「装幀素敵~」「博物館が舞台?好きそう!」という気楽な気持ちで借りてきた一冊。 読み終わってから改めて表紙や小道具を見返すと、「ああ、そういうことだったのか」と気づくことがあって二度楽しい。 舞台は架空の町・風尾町。あまりに風がなく、いつも船出を待つことから「風待ちの港」と呼ばれる、瀬戸内に面した穏やかな町。 もう、この「穏やかな海辺の港町」という設定だけで心をくすぐられる。 主人公は、風尾町の歴史が詰まった小さな博物館で働きながら、緩やかに自分自身の歴史とも向き合っていく。 派手な事件が起こるわけではない。物語は淡々と進んでいく。でも、折に触れて描かれる自然や町の景色に、読んでいるこちらの心もふっとほぐれていく。 特に終盤の「星」にまつわる話は、個人的にど真ん中。あまりに好きで、思わず手帳に書き写してしまったほど。 読み終えたあと、星のよく見える場所へ旅に出たくなった。














