次の夜明けに
10件の記録
ヒナタ@hinata6251412026年6月30日読み終わった赤松美和子さんの『台湾文学の中心にあるもの』で紹介されていて読みたいなと記憶に残っていたのだけど、それから一年くらい経って神保町ブックフェスティバルの書肆侃侃房さんのブースで発見して購入。 日本語が強制された時代から禁止される時代へ、二二八事件、米軍が駐在していた時代、美麗島事件……一家三代の物語に激動の台湾史が縫い合わされた連作短編集。一編一編が短いのでテンポよく読みやすいのに、中身はそれぞれに濃くて読み応えがあった。 三代目である哲浩がゲイであることを家族にオープンにできる社会ではある一方で、リベラル派の父親が子孫ができなければ誰が墓を守ってくれるんだ……みたいなことを言い出すあたり、香港映画の『旅立ちのラストダンス』を見た時と同じように、同じ文化圏だなぁとしみじみと思った。










