女ぎらい

女ぎらい
女ぎらい
上野千鶴子
朝日新聞出版
2018年10月5日
10件の記録
  • ivory79
    ivory79
    @ivory79
    2025年5月14日
  • 青楓
    @watatomo917
    2025年3月29日
  • さく
    さく
    @hisaku818
    2025年3月27日
  • 7th-nights
    @joyful-blue
    2025年3月21日
  • 私が通っていた高校のクラスは、男子7名/女子23名のほぼ女子校の男女比。他の高校の男から「羨ましい」といわれていた。 でも私が見た女子たちは、罵声を浴びせ、机を放り投げ、先生と大喧嘩する人たち。ここまで激しくなくても、男子とは基本一切しゃべりませんといった独立者。男子たちは、アニメ好きで、バカで、つまらない内輪ノリで大爆笑する愛すべき小者。正直、高校時代はあまり思い出したくないけれど、それぞれが違う顔をもち、それぞれのあり方で暮らしていたと思う。 でも、大学生、社会人の世界になったら、みんな同じ顔。男子と女子はいなくなり、その代わり溢れかえるのが型通りの「男らしい男」と「女らしい女」。そして私も「男らしい男」になれなくて、自分は不幸になるのではと怯え続けていた。 そういえばこんなこともあった。少しイケメンだった同級生が、大学のイケメンコンテスト?に出場したとき、自分が着ていたコートを客席の女性に着せてあげるというパフォーマンスをしたのだ。その後のインタビューでは、鼻につくキザなセリフが並べ立てられていた。高校生の彼なら、それこそ鼻で笑ったような女子受けするセリフが。 何が私、彼ら/彼女らの顔を変えたのだろう。男らしい、女らしいはどこからきて、どこへ向かっていくのだろう。今の私は、"男"なのだろうか。私は他者を見ているのだろうか 非常識な孫引きになって大変恐縮なのだが、本書で引用されている雨宮まみさんのブログの言葉を記す。この言葉を"男"になれないと自暴自棄になっていた大学時代の私に捧げたい。 「自分より若くて美しい人間は死ぬほどいる。さらに自分より才能もずっとあって、お金もずっとあって、成功している人だっている。そういう人たちの前で、『自分は自分です』と存在するために、卑屈にならずに快適な友達付き合いができるように、どれだけ気持ちをしっかり持ってきたことか。(中略)私は私でいたいだけ。」
  • かな
    かな
    @kanaaaa
    2025年3月9日
  • madobe
    madobe
    @ztrnprtzl
    2021年1月5日
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