

Matilde
@i_griega_2025
読書はいつでも前向きな現実逃避
- 2025年9月17日流星ひとつ沢木耕太郎読み終わった会話文だけで成り立っていて、ふたりがお酒を飲みながらフラットに話している雰囲気がよく出ている。歌うこと、生い立ち、恋愛問題…質問は時にストレートだけど下品じゃないし、答える方もけむに巻いているようで、突然本心がパッと浮き上がってくる感じが面白かった。 精神を病んで自ら命を絶ったひと、というだけではない彼女の側面を伝えたいという沢木耕太郎の想いは、藤圭子が亡くなった後も彼女の歌を歌う前夫の前川清の姿勢にも通じるところがあると思った。娘の宇多田ヒカルが前川清に会ってみたいと言った気持ちは、この本を読んで少しわかった気がした。「男としての格が違う」と元妻に言われるなんて、そうそうあることじゃないものね。
- 2025年9月15日書架の探偵ジーン・ウルフ,M!DOR!,酒井昭伸読んでる
- 2025年9月13日世界自炊紀行山口祐加読み終わった縁のある国も未知の国も、どの国ももれなく美味しそう! 紹介されたレシピは日本でも手に入る材料ばかりで作りやすそう、いくつか試したい。 私にとって料理とお菓子作りはいい気分転換になっているので、これからもストレスにならない程度にやるつもり。
- 2025年9月6日
- 2025年9月4日読み終わった例えば、乳や尻などは自分の一部、もっと言えばただの肉の塊でしかないのに、大きいだの小さいだの女らしさだの色気だのエロさだのを他人が勝手に意味付けすることに対し「うっせー、バーカ」と言い続けるエッセイ(この要約はあたらずとも遠からずだと思う)だったので楽しく読んだけど、パンチのある章タイトルがなかなかの大文字なので電車の中で読むのはちょっとヒヤヒヤした(笑) 自分のカラダは自分のもの、他人からとやかく言われる筋合いはない、ホントその通り。語っていない言葉を勝手に読み取られる(「目が誘っていた」とかいうやつねw)のは超迷惑。 ただしカラダ、広く、服装や清潔感の有無や表情も含めた見た目は社会との接点でもあるし、人は見た目ではないとはいえ、(SNS上だけの付き合いはともかく)現実的にはまず見た目しか判断材料がないからねぇ…塩梅が難しい。
- 2025年8月30日風と共にゆとりぬ朝井リョウ読み終わった
- 2025年8月27日
- 2025年8月22日
- 2025年8月19日隣人の愛を知れ (幻冬舎文庫)尾形真理子積読中
- 2025年8月19日試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。尾形真理子読み終わったとあるセレクトショップを舞台にした連作短編。ここ1,2年で読んだ恋愛小説の中ではダントツで好きかも。 登場人物の抱えている問題が解決するわけじゃないけれど、自分の気持ちに落とし前をつけていく姿には希望がある。終わらせるにせよ始めるにせよ、彼女たちの行く道に光が差している感じがしてよかった。
- 2025年8月14日世界最古のロンドン古書店奇譚オリバー・ダークシャー,秋山勝読み終わった店のモットー 「ここで働くのにまともである必要はないが、しかし、酔狂であるのは役に立つ」 をまさに体現したようなお話しだった。 ユーモアと皮肉にまみれてどこまでが本当かわからないけど、ちょっとのぞいてみたい。
- 2025年8月9日増補版 大人のための国語ゼミ野矢茂樹読み終わった
- 2025年8月3日
- 2025年7月30日成瀬は天下を取りにいく宮島未奈読み終わった
- 2025年7月27日
- 2025年7月26日伝説とカフェラテ 傭兵、本屋をたてなおすトラヴィス・バルドリー,原島文世読み終わった前作の前日譚。カフェを開く話も面白かったけれど、本に冒険に友情に、断然こっちの方が好み。 そして意外にも前作より恋愛要素濃い目、かつ、切なさマシマシなのもよかった。
- 2025年7月19日そもそも交換日記土門蘭,桜林直子読み終わったほのぼのとしたやりとりで、最初はこのふたり似てるなぁと思っていたけど、だんだん違いが際立ってくるし、対話の深度がどんどん深まっていくのも面白かった。 サクちゃんとジェーン・スーさんがやっているPodcast番組「となりの雑談」を聴いていると、私の考え方はスーさん寄りだなと思うことが多いけれど、サクちゃんの自分との向き合い方は清々しくて、常々とても好ましく思っている。 家庭環境の問題で心理的に健やかに成長できなかったことからくる生きづらさを、宗教やスピや他者依存(もしくは他責)に逃げず、サクちゃんは徹底的に自分と向き合うことで人生を乗りこなしてきた(ように見える)。家庭に恵まれなかったのは蘭ちゃんも同じだけど、彼女は本人が「恋愛体質」と言うくらい他者に依存することで人生をサバイブしてきた。 もちろんどちらが良いとか悪いとかそういうことではなくて、ふたりとも自分が取ってきた(あるいは、そうせざるを得なかった)選択や行動に自覚的で、自覚できていること自体がふたりにとって希望だなと思えた。
- 2025年7月13日
- 2025年7月12日八月の母早見和真積読中
- 2025年7月6日とびこえる教室星野俊樹積読中
読み込み中...