あこがれ

17件の記録
- oto@sakana__books2025年4月21日読み終わった主人公2人の心の機微の大人でも子どもでもない感じが絶妙だった。小学校の高学年って意外とよく見てるし自分なりにいろんなことをたくさん考えていて、でもまだ世界が小さい故に未熟だったりして…そんな様子がよく描かれていると感じた。 やりとりの端々から感じる互いを思いやる優しさがすごくよかった。ずっとこの友情が続いてほしい。 やっぱり川上さんが書く会話の場面が好きだな… あこがれるものとの向き合い方は人それぞれだけど、自分の中での期待値が上がってしまって、いざ目の当たりにすると、あれ??ってなって、勝手に裏切られた気持ちになることってあるよなあ…本当に勝手だけど。 あこがれはあこがれのまま、美しいままでいいのかな…とも思う。
- 葉@one_leaf12052025年3月13日読み終わった@ 自宅どうしてこんなに子どものころの気持ちを手に取るように描けるのかしら……と思いながら読んだ、おもしろかった。ほとんどの場合は忘れられてしまうはずの、でもきっと誰しもあったはずのひとこまひとこまが眩しい。子どもが大人に近づく瞬間というのは、こんなふうにうつくしいものではなくてはならないよなぁ、と最後のシーンに思う
- みつ@m-tk2025年3月11日借りてきたかつて読んだ---どんなに世界が広くても、どんなにたくさんの人がいても、今、わたしがいるここは、ここにしかなくて、そしてそれが、ありとあらゆるところで、同時に起きているのだ。すべての人に。すべての物に。それは、とても不思議なことのように思えた。