死か翅の貪る家 出雲秋泰シリーズ (角川ホラー文庫)

死か翅の貪る家 出雲秋泰シリーズ (角川ホラー文庫)
死か翅の貪る家 出雲秋泰シリーズ (角川ホラー文庫)
織部泰助
KADOKAWA
2026年3月23日
6件の記録
  • けんたろ
    けんたろ
    @kentaro
    2026年8月3日
    前作から引き続き、あいかわらずの語彙、比喩表現。 巧みだなぁとつくづく感心してしまいました。 読んでて飽きないんですよね、そういう記述があると。 例えば、「その日は急に自暴自棄になった冬が、あたたかな東風を吹かせたような陽気だった。」みたいな感じ。ね?ぐっときますよね! そういうのが、随所に散りばめられていて、読んでいて楽しかったです。 あと、小ネタなんですけど、「近畿地方の〜」とか「都市伝説解体〜」が織り交ぜられた記述があったり、お話の舞台に犬鳴峠が近いこともあって「この先日本国憲法通用しません」というやつを想起させる記述があったり、ニヤついてしまいました。 前作は約400ページ、今作は約300ページでした。 そのため、今作は話が短いなという印象でした。 前作の感じだとこの辺りでもう一回ストーリーの展開があるはず…と思ったところで特に何も起きずに終了してしまいました。 そういうところから、今作はちょっと物足りなさを感じてしまったかなぁという印象でした。もちろんこれは、前作との相対的な評価なので、今作単体で見れば特に問題はないんですけどね。 前作と同様、ある地方に伝わる俗信、因習のようなものを取り扱ったミステリーです。ホラー1、ミステリー9という感じですが、ホラー小説ばかり読んでいる私としては、たまの味変にちょうど良い塩梅かなぁと思います。 このシリーズ、ぜひ続いて行って欲しいです。
  • いちのべ
    いちのべ
    @ichinobe3
    2026年7月25日
    読了。めちゃくちゃに好きな類の小説だった。 > 「心霊や呪術が跋扈するホラーミステリーでもない、かといって全てが理路整然と解決する新本格でもない。淡い世界にある奇怪なものを探偵することで物語として一応の決着はつくが、決して人理では到達できない真相もある。真なる解決は、人妖の両義的な解決に如かず! という妙ちくりんなもの。それが私の怪奇探偵ものですな」(p99) 作中に出てくるこの台詞が、このシリーズの面白さをよくよく表しているなと思う。 蝶葬に蝶密室、蝶の形をした館、取り替え子、資産家の一族の悍ましい過去に、道ならぬ恋か〜とぼんやり読み進めていたら、一気にひっくり返され、とびきり厭な後味と怪異の香りを残してくれるのが嬉しかった。
  • いちのべ
    いちのべ
    @ichinobe3
    2026年7月24日
    『真夜中の葬列』まで読む。 村!不気味な蝶の伝承!奇妙な館!三姉妹!という舞台仕立てからワクワクだったうえ、密室で死亡していた当主の口腔から夥しい数の蝶が羽ばたくどころか、真夜中の蝶葬まで出てきてもうこの時点でお腹いっぱいなのに、繰り出される「翅ヶ崎邸全体図」があまりにも奇妙で最高。 実はこの全体図は事前にSNSで見かけて「何だその屋敷!?」と興味を持ったきっかけでもあったのだが、実際に読んでみて、この図が冒頭ではなく、語り手が館の全体像を把握したタイミングで出てくる構成も良かったなあと。 前作も怪異とミステリのあわいが溶けるような感覚が楽しかったので、続きを読むのが楽しみ。
  • ぺー
    ぺー
    @peechan829
    2026年5月3日
  • まこ
    まこ
    @maco_san
    2026年3月25日
    出雲秋泰シリーズ2巻出てるんですか?!
  • ちゃむ
    @berwdh
    1900年1月1日
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