10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい
15件の記録
汐見@siomi2509272025年11月30日読み終わった副題の『部屋をめぐる空想譚』というのが本書の主眼。 ゆる真面目おもしろ空想エッセイ。 台所、リビング、トイレなど、家の中の各場所にて、一つのことを探究する。 例えば、リビングにて、歴代のドコモ携帯の取扱説明書554冊(電子版含む)を読む。メールの文例に出てくる「ドコモ太郎」の人生に想いを馳せる。 例えば、書斎にて、機関車トーマス全490話を視聴し、機関車たちの事故回数を数えて事故率を算出する(この話全体的にめちゃくちゃ笑った)。 部屋とのつながりは無理矢理感があるけど、とにかく毎回テーマが面白い。 入浴剤の音に魅了されたら音声解析ソフトで分析したり、部屋にある色をアプリで読み込んで269色を見つけ出そうとしたり、謎の行動力がある。 人生に必要のないことをきちんと時間をかけながら探求していく。そして文章がものすごく上手い。ずっと一定のテンションで、真面目な筆致。賢く発想力と行動力のある人が真面目にふざけた文章。またシュールな面白本に出会ってしまった。 人類屈指の一人遊びの上手さ。 地球の歩き方100冊の中からの詩的な一節の抜粋、とても好きだった。


マナ@hihighland2025年9月12日読み終わった普通の人間なら着目しないであろう事柄に、こんなにものめり込んで調査・統計化できる人を他に知らない。面白いけどしょうもないことに全身全霊を賭ける才能で言えば、岡田悠さんは天下一品である。10年以上前から、私が会計ソフトfreeeを愛用していることにも、なにかご縁を感じる。















