運命と希望

20件の記録
K@readskei2026年7月7日読み終わった15世紀スウェーデンの政変を、当事者貴族の末裔が小説に仕立てたスペクタクル。 まつげも凍る厳寒の北欧。月明かりに冠のように白い包帯。砥石に当たる刃のようなするどい囁き声。血族の誇り。権勢欲のぶつかり合い。SHK国民に薦めたい。

m4@m42026年7月5日読んでる第3部まで。1434年盛夏 エンゲルブルクトの元に行くモンスとフィン、オーロフを探すニルス。 エンゲルブルクトが殺害されたこと等は史実でもあるので、GPTに歴史的背景を確認しながら読み進める。国家が権力を持つ直前のヨーロッパ(ハンザ同盟の力の強さ)であることや、キリスト教の免罪符がスウェーデンに渡ってきたタイミングでありつつも十字軍の残り香があること、まだ北欧にはルネサンスが辿り着いていないこと等。 並行して読んでいた『クライム・キャスト』で中世の雰囲気を持つ農場が出てきて(舞台はノルウェーだけれど)繋がったねー、などと思いつつ。 ゆっくり読んでます。

m4@m42026年6月27日読んでる第二部まで。 北欧といえば夏至。当時も盛大な宴だったのね。 森の中でコスプレするイメージ(ヴァランダーのシリーズでそういうシーンがあった)程度のイメージだったので、映画『ミッドサマー』を観た方がいいのか?と思ったけれど、作中の儀式はフィクションとのことなので遠慮した。 クヌート司教の台詞、彼の持っている世界観に池澤夏樹の『スティルライフ』の冒頭を思い出す。
m4@m42026年6月24日読んでる第一部まで。 メモを取りながらなのでゆっくりだが、決してややこしい話ではない。産褥、という言葉が何度も出てくる。それでなくても女性が『産むためのもの』として、しかも死と隣り合わせのものとして描かれる。1434年、夏至を迎えようとする北欧の夏の始まりだが、イメージの中では彩度が低い。 装丁は水戸部功、銀インキの上に黒を印刷した重厚感のある表紙を、原研哉の書皮で包んでる。

















