そこにはいない男たちについて
14件の記録
ふじこ@245pro2026年8月4日読み終わった〈愛する夫を喪った女と、夫が大嫌いになった女〉読み終えて、タイトルの秀逸さに唸らされる。そこにはいない男たちについての話が淡々と続いていく。人との向き合い方は、人の数だけ存在する。夫を喪った女は、彼の不在の中に存在を感じ、前を向いて生きていくようになる。夫が大嫌いな女は、彼との関係が解消されたことで存在をありありと感じてしまうようになる。いなくなった人のことを考えてしまうことが、私にもある。いなくなったからこそ、私の中に存在するようになったのかもしれない。

- ぎんこ@ginko002026年8月1日読み終わった文体がとても読みやすい。夫を亡くした女と夫を嫌う女。亡くした方は新しい寂しさを見つけて、嫌った方は嫌うより残酷な無関心を知った。嫌うのは、相手を自分の世界に置いておきたいからだ。知っていたことなのになぜこの人の文は綺麗に腑に落ちるのか。あの人の世界に、もう私はいない。
先端@sentan_712026年5月21日読み終わった初めて井上荒野さんを読んだけど、今まで読んでなかったことを後悔するくらい自分好みだった。 あくまで日常だけど、サラッと描かれている、女の人のきもちが心地よい。 江國さん味を感じると思っていたら、おふたりとも東京出身で、品の良さがあるのかも…と邪推。









