ねじの回転 (光文社古典新訳文庫 Aシ 6-1)

8件の記録
碧衣@aoi-honmimi2026年5月13日読み終わったこれは、ある女性の手記を正確に書き移したものである。 イングランドの古い屋敷に暮らす、両親を亡くした幼い兄妹の家庭教師として雇われた「わたし」。 雇い主であり、兄妹の伯父にあたる人物から出された奇妙な条件、前任者の不可解な死、兄マイルズの寄宿学校から届いた手紙と用意された不穏な予兆はやがて形となり「わたし」の前に姿を見せる。 それは過去の亡霊なのか、それとも「わたし」の錯乱した精神が見せる幻なのだろうか。 解説を読まなかったら、この亡霊譚の大げさで大仰に感じる表現が当時のセクシャリティのタブーやイギリス帝国の問題について示唆されているなんて気づくことはなかっただろう。 だけど、結局は作者に煙に巻かれた感じが否めない。

あさぎ書房@ASAGI_BOOKS2025年5月6日読み終わった鴻巣友季子さんの『ギンガムチェックと塩漬けライム』から。近代的ホラー小説の元祖。 一読後、あとがきやブックガイドで本書の歴史的背景や著者の来歴を知ってから読むとなお楽しめそう。
CandidE@candide_jp2025年3月18日読み終わったクラシック。さまざまな文学的技法の原型とも言える作品。ただし、その魅力を余すところなく味わうには、ヴィクトリア朝期の社会通念や文化的背景をある程度知っている必要がある。再読の価値はあるので、初回の読了時、AIなどに質疑応答後、再び本編へ戻ることを推奨したい。




