遠い声、遠い部屋

14件の記録
- it_shine@it_shine2025年4月10日読み終わったありとあらゆる小説が、古今東西の小説が、はったりなんだけど、それが面白いんだ。何かを感じさせるんだ。現実ではないのだけど、ときに現実以上になったりするんだ。胸を刺すんだ。身に積まされる気持ちになったりするんだ。確実に何かを得ていて、何かを感じさせて、何かの行動をさせている。そういう小説がある。 読むことは簡単かもしれないけれど、読み込むことは難しいのかもしれない。理解したなんてとても言えない。そういうことを拒否している小説のような気もする。そんなことはどうでもいいのだという気もする。でも、そこには確実に何かがある、ような感じがする。やっぱりはったりなのかもしれないとも思う。それでも、読んだ時間を返せ、という気持ちには全然ならない。むしろいい時間を過ごしたという気持ちになる。なんでなのだろう?
- it_shine@it_shine2025年4月7日読み終わった幻想的な描写に身を委ねていたら、小説は終わっていた。その体験は他では代えられないものだった。こうでなくてはいけなかったのだ。でも、小説とはどういうものなのか、またわからなくなってしまった。読んでよかったと思う。けれど、迷子になった。また次の小説を読みたくなった。
- it_shine@it_shine2025年4月7日読み終わった読み終わった後にも、残っている。これはどんな小説だったのか。ふつふつと。作者は読者をどこかに誘おうとして、書いたのかもしれない。小説とはこういうことができるのだ。それはとても不思議なことだ。 書いてあることは、荒唐無稽だったりするのだけど、その言葉が何かの効果、意味を持つということ。そういう作為というか、企てというか。そういうことって、小説でなければできないことだ。
- it_shine@it_shine2025年4月6日読んでる-p201 淡々と描写されていくストーリーに挫けそうだけど、最後まで一応は完走したい。全然目が文字を走っていかない。アメリカの田舎の成り行きというものに興味が持てないと読みこなせないのかもしれない。描写自体は、目を見張るものがあるし、訳に違和感があるというわけでもない。というかそういう面では目を見張る部分はあるのだろうし、面白いとも思う。とにかく最後まで読み切る。
- it_shine@it_shine2025年4月4日読んでる第一部まで読んだところで、中断。 よくわからないというか、煙に巻かれている感じがする。幽霊とか、その存在を疑われる人が出てきたり。何が存在しているのかは、読者である自分にはわからなくなっている。 これからどうなるか。続きはまた明日。
- it_shine@it_shine2025年4月3日読んでるp83 初カポーティ。村上訳は経験済みで、好感を持っている。まだ序盤だけど、面白いと思う。描写が丁寧。どんな話なんだろうと期待が膨らみます。