めぐる糸 明治浪漫霊異譚
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- madamechan@hana1232026年8月6日読み終わった明治もの、怪異譚、バディ小説…全部好きなジャンル。面白いけども、期待よりも没頭できず。今作では主要登場人物の掘り下げがまだ今ひとつだからか。この冬続編が出るとのことなので、それもあってのことかな。 今後の展開に期待。 明治の階級社会に加えて日露戦争以降の格差拡大が詳細に描かれ、そのリアルが感じられるのが令和の現代だな、と感じた。
和月@wanotsuki2026年7月28日読み終わった好きな要素てんこ盛りでお話もとても良かった! 明治39年の東京を舞台に、霊が視える苦労性な帝大生の青年と心霊現象に目がない子爵家の次男が繰り広げる霊異譚。 霊媒体質キャラ➕霊感ゼロだが強い守護を持つオカルト好きなキャラは、怪異を扱う作品では鉄板コンビ。何パターンでも読みたくなるし、間違いなくわくわくさせてくれる。 本作の2人はその役割を担いつつ、貧富の差階級の差が薄ら残る時代特有の立場関係も併せ持っている。この明治の空気感が何とも味わい深く、読んでいて面白かった。 時折、その年代の著名な人物や場所が文章の中に登場しており(ラフカディオ・ハーンや夏目漱石、凌雲閣など)、日本史や文学史を少し齧っているとより一層楽しめる。 怪異の謎に迫るお話ではあるが、読み心地は軽やかでアニメや漫画にメディアミックス化できそうな雰囲気がある。 他方で、霊達の残留思念を描く描写は丁寧で奥深い。廃仏毀釈や近代化改革に伴って切り捨てられた存在に焦点を当てていて、それらに人情を持って行動する主人公達には好感が持てる。 作品全体の緩急のつけ方が絶妙で、まだまだ深掘りできる部分もありそうなので、切実に続編が作られてほしい……! 本作の著者が、最近観てかなり面白かった映画『木挽町のあだ討ち』の原作者だと知り、木挽町も原作を読んでみようと思った。 時代小説ももっと色々読んでいきたい!













