五つの季節に探偵は
14件の記録
きらた@kirata2026年1月7日読み終わった―子供のころから、熱中というものを知らなかった。― 同級生に頼まれ、先生を尾行することになったみどりだったが、自分に探偵の能力がある事に気付く それと共に、自分の中に厄介な性質がある事にも‥‥ 春から始まり春に終わる、5つの話を収録した連作短編集 ジャンル的には日常の謎系に含まれるのだろうか? イヤミスではないのだが、毎話後半近くで嫌な感覚が漂うのは、本作の特徴のひとつだろう 探偵役は1話目から変わらず“みどり”であり、彼女の成長譚として読む事も出来る 個人的に最も印象深かった話は3話目にあたる「解錠の音が」 奥野さんがこの話のみなのはもったいない気がした なお、彼女自身が自分の歪んだ資質を自覚してる分、それ以降(「解錠の音が」以降)はマイルドになっていくように感じたのが幸いかも知れない あまり同調出来る人物像ではなかったが、探偵と言うものは、みどりのような資質を大なり小なり持っているのだろうな、と感じはした そこにスポットを当てるかどうか、探偵に自覚があるかどうか、で、こう言う作品も生まれるのだなと目の覚める思いを抱いた ビターエンドに耐性がある方にはお勧め出来そうな気がします 話の結末はさっぱりしてる感じなのですが、強めな苦味が紛れてるのです 続編やみどりが出ている作品もあるらしいので、買う機会に恵まれたら手に取ろうと思っています



きらた@kirata2026年1月6日読み始めた収録作メモ春から始まり春に終わる、5つの話を収録した連作短編集 「イミテーション・ガールズ」 「龍の残り香」 「解錠の音が」 「スケーターズ・ワルツ」 「ゴーストの雫」
きらた@kirata2026年1月3日読みたい2026年最初の本はこれに決めたー! 決めただけでまだ読めないけど!(年末年始は仕事がハードなので‥) 昨年のご当地おみやげブックカバーを付けていただいた本 買ってから読むまでの熟成期間は割とありますよね(こちらの本は短期熟成ですが) 明日夜からは読めるかな〜?




tomo015123@asayou2025年10月16日読み終わった人の薄暗い秘密を暴くことに快感を覚え、なおかつ謎を解き明かす才能を持っていることに気づいてしまった少女が探偵としての道を歩む物語。時間軸がより後ろの「彼女が探偵でなければ」では謎の解決を求める本能をなんとか制御しようともがいていた探偵が、若く未熟なまま周りを傷つけ謎を解き明かす姿はちょっと痛快。探偵でありながら決して善良ではないという塩梅が絶妙でもっと活躍を見ていたくなる。「わたしは、こういう人間なんだ。」



みなさく@minahiton2025年3月28日読み終わった2025年ミステリ単行本で読んだので文庫解説は未読。 トリックとかではなく<人間>がメインのミステリ。 主人公・みどりが高校生から母になるまでの年月に起こる事件が5本の短編連作で描かれ、成長と共にみどりも探偵らしくなっていく。(最後の春は後輩視点) ひと口に青春やヒューマンドラマものと括れない苦味もあるけど、読みやすく、いつでもサクサク読める気軽さが良い。 ミステリ連作としても、色んな分野の素材をネタにしてあるので、事件も幅広くバラエティ豊かで飽きない。 個人的には秋の「施錠の音が」が、登場人物もオチも一番好き。 続編も出ているので読もうと思う。




