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堺屋皆人
堺屋皆人
堺屋皆人
@minahiton
ミステリ生まれ、少年漫画育ち、近代文学沼在住。超遅読。
  • 2025年4月17日
    先生と僕
    先生と僕
    続編を読むために、再読をAudibleで。 大学生・二葉と中学生・隼人が遭遇する日常の謎の短編ミステリ。 坂木司作品の中で一番好きなシリーズ。 本で読んでも読みやすい文体だけど、耳で聞いてもテンポ良くて心地いい。 朗読の方も作品にピッタリ。 続編『僕と先生』の方もAudibleにきて欲しいなぁ。できれば同じ方で。
  • 2025年4月9日
    志賀直哉随筆集
    志賀直哉随筆集
    本棚を整理していて、ふとパラパラしたらいつのまにか読んでいた……。小説の神様、随筆も恐るべし。 後半の芥川や太宰など他の文士に関する随筆もいいが、前半の日常や動物に関する話が特に好きだ。 クマとのエピソード、オチを思い出せなかったけど好きだった記憶だけ残っていて、やっぱり再読してよかった。
  • 2025年4月4日
    忘却バッテリー 21
    ジャンプ+で追ってるけど、熱かった帝徳戦が終わって清峰成長したなぁ〜からの、恥将→智将のバトンタッチは衝撃だったなあ。 本誌でまだ決着ついてない氷河戦もどうなるか先が気になってしゃーない。 小手指に勝って欲しいけど、桐島兄も弟にイイとこみせて欲しい気もするし…。 って、舞台化するん⁈ おめでとう!ぜひ現地で荒牧さんのパイ毛聞きたいw アニメ2期も楽しみ〜。
  • 2025年4月4日
    明智恭介の奔走
    剣崎シリーズのスピンオフ。屍人荘以前の明智と葉村の物語。日常の謎ミステリが5作収録された短編集。 本編3作を先に読んでいるが、コチラから読んでも良いし、本編はテイストが違うのでコチラだけ読むのもアリ。 屍人荘から追っている者としては、胸がギュッとなるけど、学生としての2人が見られて嬉しくもある。 特に「泥酔肌着引き裂き事件」は、くだらない謎と2人のやり取りにニコニコしてしまう。 「手紙ばら撒きハイツ事件」を最後にもってくる構成もニクイ。葉村と出会う前の、まだ助手だった頃の明智。探偵事務所の人たちとの話ももっと読みたい。 明智シリーズ第一弾とあるので、コチラの続編にも期待しております!
  • 2025年4月1日
    子不語の夢
    子不語の夢
    不木の命日なので。 乱歩きっかけで読み始めた作家だけど、作品に共通する匂いもあってお互い影響与え合っていたんだなというのが書簡からも感じられる。
  • 2025年3月28日
    五つの季節に探偵は
    単行本で読んだので文庫解説は未読。 トリックとかではなく<人間>がメインのミステリ。 主人公・みどりが高校生から母になるまでの年月に起こる事件が5本の短編連作で描かれ、成長と共にみどりも探偵らしくなっていく。(最後の春は後輩視点) ひと口に青春やヒューマンドラマものと括れない苦味もあるけど、読みやすく、いつでもサクサク読める気軽さが良い。 ミステリ連作としても、色んな分野の素材をネタにしてあるので、事件も幅広くバラエティ豊かで飽きない。 個人的には秋の「施錠の音が」が、登場人物もオチも一番好き。 続編も出ているので読もうと思う。
  • 2025年3月21日
    赤い部屋異聞
    赤い部屋異聞
    読書会用に表題作「赤い部屋異聞」のみ再読。 企画用に書かれたオマージュ短編で乱歩の「赤い部屋」が元作品。 前半はほぼ「赤い部屋」を別視点から語ったダイジェストだが、それに一つ枠を加えてひっくり返す構成の巧さと、元作品である乱歩が最後に明るい光の下に晒して種明かししたものを、もう一度妖しく暗い赤い光の下に戻すような読後感がたまらない。 両者とも子どもの頃から大好きな作家なので、他の作品も読み返したくなった。
  • 2025年3月21日
    みんな蛍を殺したかった
    みんな蛍を殺したかった
    蛍という美しい少女の死に対する<何故>と、その傍らに残された未送信のメールにある〈永遠の親友〉は〈誰〉が明かされるまでを登場人物の各視点から読み進めるミステリ。 蛍が視点人物〈オタク〉達に近く意図や視点人物から見た蛍の人物像に裏があるのか、あるならどんな意図があるのか……と行動観察する気持ちでスラスラ読めた。 共感できるかどうかは人によると思うけれど、細かな描写が生々しく、いそうな感じのする人物描写が巧いと思った。 あと京都の街の描写と平成期のオタクに対する解像度が高く、個人的に京都生まれの日陰者としては懐かしさもあった。 ラストは賛否分かれそうだ。
  • 2025年3月21日
    途上 谷崎潤一郎集
    途上 谷崎潤一郎集
    読書会用に再読。 やっぱ初期の谷崎が好きだ。著者本人としてはあんまり…だったと言われているけど好き。 オチまでの流れが良い。 あと、探偵が世間話風を装って犯人をページ跨ぐレベルの長台詞で淡々と追い詰めていくのも大好物。 10代の頃に読んで内容は覚えていたけど、オチを知ってるからこそ前は気に止まらなかったポイントに気づいたりして初読より好きになった。
  • 2025年3月20日
    江戸川乱歩全集(第1巻)
    読書会に備えて「赤い部屋」を寝る前に読み返す。 この怪しい雰囲気と語りがたまらない。オチも。 初めて読んだのは小三の頃「江戸川乱歩傑作選」だったけど、「赤い部屋」も自分を乱歩沼に引きずり込んだ作品のひとつだと再確認。 にしても第1巻は本当に好きな作品ばかりだから他にも目移りして困る。寝ないと…。
  • 2025年3月17日
    禁忌の子
    禁忌の子
    面白かった。色んな意味で凄かった。デビュー作なのコレ⁈ってなった。続編、次回作、出たら絶対読む。 当たり前だけど、初めて読む作家さんだから合うか分からなくて冒頭から医療用語連発で不安だったけど、序盤に謎の死体が出てきたらあとは一気読みだった。 魅力的な謎、ロジック、人間ドラマ、あとミステリ好きホイホイな図面と密室、全部揃った作品。 選評読んで、「探偵役と語り手の既視感」とあったけど、確かに自分も火⚪︎&有⚪︎が脳裏にチラついたのと、個人的に探偵のイケメン描写が頻発するのが気になったけど、それも映像化する際には活きてくる要素だなと。(過去のコーラのシーンとか特に画になるはず) 登場人物に対してあまり感情的にならずに共感とかもしないタイプの読者の私が、ある人物の過去の告白シーンで本投げそうになるくらい強いヘイト感情を沸き起こされたのも珍しく、読み手の感情を揺さぶる巧さも見事。そして容赦無いなと思った。 タイトルと真相の関連性も強く、ああ…となるのも良い。 この謎だからこそのストーリー、結末にも納得できるし、結末は心情的には人によって賛否分かれるかもしれないが、私はそうあってくれてよかった。 完成度が高く間違いなく面白いけど、とにかく色々重たいので、コンディションの良い休みの日に一気読み推奨。
  • 2025年3月16日
    箱の中のあなた
    箱の中のあなた
    昨日休憩時間に久しぶりに開いて何編か読んだ。やっぱいい。好き。
  • 2025年3月15日
    龍神の雨
    龍神の雨
    先日のトークイベントでサイン入れていただいた本の再読。神シリーズ未読(雷神)もあるから、また読んでいきたい。
    龍神の雨
  • 2025年3月12日
    月まで三キロ
    月まで三キロ
    テレビ番組で見て気になって読んだ。 地学や天文の知識や理系の素養が無くても読みやすい。 切ない中にも人間味があって温かい短編集だった。
  • 2025年3月12日
    パンドラブレイン 亜魂島殺人(格)事件
    応募していたサイン本が届いた〜! 『永劫館』が良かったので、『傭兵と小説家』①②も昨年読んだのだけど、繋がりあるらしいので今から読むのめちゃくちゃ楽しみ😊✨
    パンドラブレイン 亜魂島殺人(格)事件
  • 2025年3月12日
    伊根の龍神
    伊根の龍神
    サイン会でフラゲできたから、珍しく発売日に読了。 御手洗と石岡君が出てくるってだけでも嬉しくって、分厚いけど一気読み。 楽しい二日間だった✨
    伊根の龍神
  • 2025年2月20日
    世界でいちばん透きとおった物語
    面白かった✨挑戦的労作。こういうの好き。 ただ、帯や電書化不可の売り文句で読む前に仕掛けが分かってしまうのが残念すぎる…。 それでも、なんの為にこんな事をしているんだ?と、序盤で仕掛けに気づいていても謎は残るし、文章も読みやすいので、どんどん読み進めてしまう。 真相とラスト、タイトル回収のセンスも粋で良い。 ……と思ったら、作者様『神メモ』の方じゃないか!どうりで好きなハズだ。 続編出てるので、2もぜひ読みたい。
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