在日サッカー、国境を越える

在日サッカー、国境を越える
在日サッカー、国境を越える
木村元彦
筑摩書房
2024年10月7日
11件の記録
  • Kiaro
    @Hftiw1022
    2026年10月16日
  • べべ
    べべ
    @b_ebe
    2026年10月3日
    ConIFAなる大会を全く知らなかった。 在日やクルド人、パレスチナやチベットの事は知っていた。しかし北キプロス、カビリア、西アルメニアなど様々な国や地域や人々が困難な状況に置かれている事を知らなかった。 土地=国家とは限らない事をここ数年、痛感してきたがまだまだ勉強不足だった。
  • すごくおもしろくて一気に読んでしまった。 「在日」という不安定な立場の人たちについて、サッカー選手として活躍することすらままならないという、本来なら身体一つでとこでも勝負できそうな職業が、その「身体」には国籍やその国の政治的な立場がついてくることが足枷になるなんて思いもよらなかった。 それにしてもConIFAというFIFAに加盟できないあるいはしない国や地域の民族のためのサッカー協会はなんというかすごくよかった。 今年のW杯(ほぼ見てないけど)でFIFAの銭ゲバな体質にうわぁ…と思ったのもあるけど。 故郷をおわれたディアスポラのための大会に近く、民族のアイデンティティで繋がることがこんなに清々しいと感じることがあるとは思わなかったので驚いた。 スポーツの国際大会のたびにザラっとした気持ちになるタイプの私なのに! 故郷を離れて別の土地で創作をしている作家たちに思い至り、アルジェリアのカビリアという山岳地帯代表はベルベル人で、あ!地中海文学の中のベルベル文学!最近知ったあれだ!と気づいたり、トルコ在住の西アルメニア人はオスマン帝国のジェノサイドの犠牲になった人たちの末裔でトルコ国内で差別的な扱いを受けているとか。 ベルベル人もアルジェリア国内で苛烈な差別を受けていて2018年はアルジェリア国内にいる選手が出国できず国外在住の選手が招集されたとか。 国際問題の見本位置みたいだなと思った(うまい表現が浮かばずこれが適切かわからないけど) スポーツに政治を持ち込むな!とよく言うけど、この大会自体が政治のせいでわりをくった人たちがサッカーというスポーツで団結して大会を行うことで世界にメッセージを発信していることがなんというかとてもかっこいいと思った。 武力行使とかでなくサッカーならこの上なく平和だよね。 私はサッカーに興味がないし、特に大きな大会(W杯など)は毎度ウンザリしちゃうんだけど、サッカーのことをちょっと見なおしました。 木村元彦さんはサッカーを入口にいろんなことを教えてくれるけどサッカーがわからなくても理解できる文章で助かる。 旧ユーゴにまつわる本を探していた時も木村さんの本はとてもわかりやすかったしおもしろかった。 この本でメインので取り上げられていたアン・ヨンハさん自身が努力の人であり、周りの人たちの支援や強力あってこその今なのだけど、もし日本の植民地支配や戦後の国籍剥奪、朝鮮戦争勃発による南北分断がなければこんな苦労はなかったのかもしれないと思うと申し訳ない気持ちになる。 UKJ(United Koreans in Japan)のアンセムがアリランというのがすごくいいなと思った。 岩波文庫の『アリランの歌』を積んでるから読まなくちゃ。
  • Sanaeさんの投稿より。 木村元彦さんの『終わらぬ「民族浄化」 セルビア・モンテネグロ 』がサッカーを切り口にかなり細かい取材をしていてとても読みごたえがあった記憶がある。 ちくまQブックスで木村さんが在日コリアンのサッカー選手にフォーカスして本を作ったのなら読んでみたい。
  • 白玉庵
    白玉庵
    @shfttg
    2026年7月19日
    もぐもぐ羊さんの投稿をみて、図書館に行ったらちょうど目立つ場所にあった。 プロスポーツ選手がピークを越えたあとにどうやって生きていくのか、というのは時々ニュースで、何らかの犯罪を犯してしまった人の話を聞きながらぼんやりと考えることだった。またスポーツとナショナリズムというのはオリンピックやワールドカップなどがあると、もやもやするものだった。 このもやもやに対する一つの、「こういうケースもあるよ」ということを見せてもらったような気持ち。(もちろんこの本の主役のアン・ヨンハさんは犯罪とは一切無関係です) サッカーがわからなくても無問題でした。在日の何重にも生じる障壁がサッカーというテーマに絞られたことで非常に分かりやすかったです。 第4章のConIFA(FIFAに加盟できない、あるいはしない地域や民族のサッカー団体を統合する組織、たとえばチベットやロヒンギャなども含まれる)の章が特に興味深かった。会長がサーミ人というのも、心強い。 最後に早稲田の金敬黙さんが出てきたんだけど、この前『証言・北朝鮮帰国者』のシンポジウムに出ていらした方だ!繋がるなー。
  • Sanae
    Sanae
    @sanaemizushima
    2026年7月6日
    1章から3章までは在日コリアンのアン・ヨンハ選手のサッカー人生について。彼の人柄とサッカーの才能が日本と韓国、北朝鮮を結ぶ。何度も涙腺が緩んでしまう。スポーツって心を揺れ動かす何かがあるなぁ。 アン・ヨンハはアルビレックス新潟(新潟!)でプロデビュー、その後、韓国のKリーグでも活躍。 かつては「韓国でプレーしたのならば裏切りと捉えられて、二度と代表には呼ばない」というのが定説だったものの、彼の人柄と実力、周囲の理解もあって2009年北朝鮮チームのW杯代表として出場したのだそうだ。 北朝鮮のパスポートなので、海外移籍や国際試合など、煩雑な手続きを踏まなければならないこと、時にはビザがおりず渡航できなくなることなどもあるが、弱音は吐かず、たくましい彼はひょいっと国境を越えてしまう。 4章が面白くて、私は全然知らなかったConIFA(コニファ)について。 FIFAには登録されないサッカーチームの構成で低予算ではあるが世界大会が行われている。サッカーは世界で最も人気のあるスポーツなので、こういう親善交流があることが頼もしく思える。 ①多くに承認されていない独立国家(ナゴルノ=カラバフなど)、②ディアスポラのチーム(ロヒンギャなど)、③住んでいる国と異なるアイデンティティを持つ構成(クルドなど) 在日コリアンのチームは③に該当し、参加した様子が書かれている。 チベット、トルコに住む西アルメニアのチーム、北キプロス、サーミ、タミル、アルジェリアに住むベルベル人・カビリア、ウクライナに住むハンガリー人・カルパタリヤなど。 ここで書かれないと知らなかったであろう人びとがいて、世界は広いと思った。 今回のW杯でも今まで注目を浴びていなかった選手や国が活躍している。汚職に塗れた金儲けにしか見えなくなっていたW杯という大きな世界大会だったけど、純粋なサッカー愛という、いいところを見てポジティブに捉えることも大事だなと思った。 そしてアン・ヨンハの半生を読んで、現状に文句言ってるだけじゃなくて、私も何かできることから少しずつ考えて動いていかないといけないなと気づかせてもらった。
  • ゆの
    ゆの
    @uknowz
    2025年3月7日
  • Ayu
    Ayu
    @honeeey_ayu
    2025年3月5日
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