人種主義の歴史 (岩波新書)

人種主義の歴史 (岩波新書)
人種主義の歴史 (岩波新書)
平野千果子
岩波書店
2022年5月20日
7件の記録
  • シンゼン
    @shinzen
    2026年3月22日
  • @inwatermelon_
    2026年2月10日
    大航海時代まで遡り、本来は無いはずの「人種」という考え方の変遷や拡がりを今日に至るまで整理する。 「人種」は本来無いはずのもの。それを、肌の色や体つきの違い、生活様式などの中に認め、一方的な力関係において事実化する。単に未知・無知によって生まれる場合もあれば、時々の政治的イデオロギーを正当化するために恣意的に生み出される場合もある。 人種主義が暴走した最もおぞましい例の一つがナチスだけれども、ナチスが政権を得る前のワイマール共和政下において既に人種主義の芽吹きがあり、それを噴出させたのがナチスに過ぎないというのは興味深かった。 顔の見えないSNSでのコミュニケーションが主流となる中、「ネトウヨ」「サヨク」といったレッテル貼りも、現代の人種主義の一つだよなと思う。知ろうとすること、理解しようとすることを諦めてはいけないな。
  • ayumi
    @ayumiawaya
    2026年1月29日
  • ユウキ
    ユウキ
    @sonidori777
    2025年12月11日
    「人種」と言う概念を大航海時代から現代まで、その概念が構成されていく過程や社会を丁寧に紐解いていく。 他宗教や聖書、奴隷制、植民地等々「他者」への眼差しとナショナリズムが複雑に絡み合って人種主義が形成されていくのは、今日であっても理解のできる過程である。人種主義が現在でも新たに生まれたり、再生産されている差別の下地であるとあらためて思うのと同時に、数百年かけて培われた「他者」とアイデンティティにひもづく、ナショナリズムにおける差異や、優劣(をつける社会構造)が人種主義につながることの解消のむずかしさも感じる。 肌の色に限らず、貧困や文化的な差異等でも差別は生まれて、そしてそれが本来は存在しないはずの「人種」に収束していくのは、本書でも度々指摘されているように日本だと部落差別にも繋がっていくというのもなるほどと思った。 ただ、あとがきにもあったように、差別がなくなればいいなあと思う祈りだけではこの構造は打ち崩せなくて、こういった他者への目線と人種主義の構成要素を認識して、対抗できるように考え続けていきたい。
  • 修二
    修二
    @shu_2
    2025年11月6日
  • つぐみ
    つぐみ
    @hatsumikage
    2024年6月15日
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