前巷説百物語
13件の記録
mimitome@mimitome2025年11月30日読み終わったかみなりの途中から面白かった。御行奉為は泣けた。これまでの巷説シリーズのあれこれが繋がることで時系列や経過を含めて楽しめるようになる。巷説通になった気分。今回は魅力的な登場人物が多かった。おちか、お甲、林蔵、仲蔵、山崎、小右衛門、祇右衛門、久瀬棠庵。棠庵のこの台詞しびれたね。以下引用。 お前さん、ものは識らないが智慧はある。いいですか、又市さん。世の中で、一番賢いのはね、誰が賢いか知っている人だ。一番強いのは、誰が強いか知っている人だ。戦いを避ける方法を識っているものは絶対に負けません。勝負をしないのだから負けようがない。 どこ行ったのしびれるおじいさん。 そして、百介はどこに出ていたのだ...
テオまる@valencia211900年1月1日読み終わった御行の又市にもかつては表と裏の渡世の狭間でどっちにもつかずにふらふらと揺れていた時期があった。 表を捨て、裏で生きる覚悟を決めた本巻。その覚悟とともに纏った行者包みに心打たれる。














