

mimitome
@mimitome
不思議なこともあるものね
- 2025年10月12日BUTTER柚木麻子読み終わった最近の作家さんを読もうシリーズ。 傑作だと思う。結末が読めないし、登場人物の描かれ方も興味深い。一部の構成は羊達の沈黙を思い出す。何より感心したのは、心情や情景描写を楽しめる文章の旨さがある。ありありと想像もできるので物語に没入するきっかけとなる。またご飯の描写も実に旨みがあってお腹が空いてしまう。力のある作家さんだと思う。他の作品も読みたい。
- 2025年10月9日
- 2025年10月3日木挽町のあだ討ち永井紗耶子読み終わった素敵な方の影響を受けて時代小説を読んでみた。映画化の話と文学賞を得ていることもあった。 比較的単調なAメロが繰り返されて最後に大サビがやってくる。大サビまで長いのが難点。時代小説やミステリーの色を帯びているとのことで、個人的にその方面に明るいわけではないが、何だか中途半端な印象を持った。 ただ、この作品がどのように映画化されるのか興味ある。自分なりにプロットを想像のうえ劇場に行きたい。予想としてはムロツヨシと江口のり子と宮本信子が出そう。久蔵誰だろうね。
- 2025年9月29日羆嵐吉村昭読み終わった市民が怪物に殺される⇨警察役に立たない⇨レジェンド現る⇨レジェンドが怪物を退治して去る みたいなパターンの物語。これを準用したら色んな物語が作れますね。銀四郎を演じるなら三國連太郎しかいないと思ってたら実際にそうだったみたいで何だか嬉しい。
- 2025年9月27日読み終わった最近の作家さんを読もうシリーズ。 かわいい装丁とタイトルとは裏腹に読後感はよくない。読む間もずっと不穏な音が鳴っている感じ。読むんじゃなかったと思うが、妙に何かが残り続ける。登場人物はおいしいという無邪気な感情だったり、おいしいを通した他者との共感について否定的な見解を示す。要するにおいしいものは色々とめんどくさいということ。わからなくもないがその見解もまためんどい。一日一粒で全ての栄養素とカロリーが取得できようになるのは賛成。二谷さんの部屋における押尾さんとの描写(やっぱりする?から偽物の真剣さがほしかった、まで)は好き。芦川さんは全体的に好きになれない。 ドロドロラブホラーグルメ小説。
- 2025年9月27日
- 2025年9月21日コンビニ人間村田沙耶香読み終わった最近の作家さんを読もうシリーズ。 内容面白かった。文体も読みやすい。平易な言葉で紡がれるのでさくっと読める。公共の福祉を侵害しない範囲内であれば各自の「普通」は最大限尊重する必要があり、他人のおせっかいな干渉は控えることが望ましい。わたしの普通は誰かの普通ではないし、誰かの普通はわたしの普通と必ずしも重なるわけでもない。もうそれぞれよ、と思う。語られないものや目に見えるものも含めて事情や理由や経緯や背景があるの。実写版は黒木華が演じたら良さそう。
- 2025年9月15日
- 2025年9月14日
- 2025年9月14日
- 2025年9月6日すべてがFになる森博嗣読み終わった読み終えたら沖縄に置いて帰る読み終えたけど面白かったので沖縄に置いていかない沖縄の方々で読み終えた。意外と面白くて夢中で読んだ。キャラクターの性格を想像させるふとした台詞がよいと感じた。京極夏彦と全体的に似ている気がする。このシリーズは読んでしまいそう。 私、世の中で、顰蹙という漢字が一番恐いわ 羽田空港⇨那覇空港 1910ー2145 P158
- 2025年8月17日
- 2025年8月6日
- 2025年8月3日ことばの食卓武田百合子,野中ユリ読み終わったまずもって装丁優勝だと思います。出過ぎない鮮やかさと控えめなオシャレ感。 その上で、もっとも愛着のあるのは「夏の終り」。そんなに不味いオムレツがあるのかという思い(だって東京駅近くのお店でしょう?)と、オムレツと全く関係のない終り方が印象的。本題となんら関係のない流れを持ってきて唐突にそしてやや不気味に終わる感じは百合子あるあるですね。「誠実亭」もそうですね。 枇杷食べてみようかな。
- 2025年7月22日文庫版 姑獲鳥の夏京極夏彦読み終わったかつて読んだ夏なので再読開始。読了。 物語の広がりや登場人物の魅力もさることながら、いかにも文学的と思わせる表現に驚く。何でも書けるんだなと感じる。 久遠寺涼子は、十数年前の黒木メイサか柴咲コウだよなと思った。今なら二階堂ふみとか?
- 2025年7月17日
- 2025年7月2日百人一首という感情最果タヒ読み始めた
- 2025年6月21日今昔物語福永武彦読み始めた
- 2025年6月16日
- 2025年6月8日
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