不運な奴ら

8件の記録
かく@kakukaku_san2026年7月30日読み終わった読み始めてすぐ「話の終わり」や「溺れる少女」みたいな信用できない書き手ものだ!と思ったけれど、上記2冊よりも文章が散文的かつ抽象的な印象を受けた 「おれ」は親友の死にとても傷ついており(あるいはその事実に対して「悲しい」以上の言葉で言語化できない苦しみかもしれない)、それでもつつがなく仕事をしてご飯を食べて家族の待つ家へ帰って〜と日常を送っている中で、滞在先の街で親友の面影を見つけてはこの世にいない事実を思い出して苦しんでいる 言葉を探しては詰まり、瞬間的に言い換えては話題が急に飛躍する 心の中で悶々と葛藤しているときの心の流れってこんな感じで混沌としてるよな〜と思いました それはそれとしてご飯の描写がすごく美味しそうで読んでて腹減ってきたな……
miko@miko882026年7月6日読み終わった@ The Ryokan Tokyo YUGAWARAなるほど実験的な小説だなと思いました 「おれ」の友人に起きた出来事について、「おれ」の整理されていない述懐を、切り刻まれてランダムに追いかけるという小説で、まあまあ飲み下すのに労力を要するなという感じでした 生々しい人間の、それも鬱々とした出来事についての思考が、咀嚼しやすいわけはないだろと言われればそれはそうなんですが…… 断片的ながらも読み進めていると拾えてくる事実もあり、ランダムであることでその拾える順番・そこから受ける印象は読者によりけりだと思うんですが、それが外部から観測した「他者」がいかに適当で、己が好きなように定義したものであるかという感じがするのは好きですね そういう生々しいものに全面的な共感を示すことはたぶん難しく、普段目にしている「他者」がいかに整然と整えられたイメージでしかないか、というか 1周読んで手に入れた情報をもとにもう1周読んでもいいんですが、この1周目のざらざらした感じは損なわれるだろうなあという気分はあり、なんとも難しい感じ
miko@miko882026年7月5日読み始めた@ The Ryokan Tokyo YUGAWARA読むのに結構カロリーを使うタイプの小説だ…… (思考が思考のまま整理されずに文字に起こされている感じの文体)



