山と獣と肉と皮

山と獣と肉と皮
山と獣と肉と皮
繁延あづさ
亜紀書房
2020年9月25日
8件の記録
  • ササパンダ
    ササパンダ
    @sasapan
    2025年7月24日
  • ササパンダ
    ササパンダ
    @sasapan
    2025年7月24日
    狩猟に興味があり、手に取った。 東京から長崎へ移住してきたことをきっかけに、猟師のおじさんとの出会いから始まり、猿回しを生業としながら犬と狩猟をする中村さん、兵庫姫路で世界で唯一白鞣しをする新田さんとのエピソードが綴られるエッセイ。 普段食肉を加工された状態でしか見たことのないものにとって、ぎょっとしてしまうような写真もあった。だが、そちらの方が自然で、今の私のような生活は不自然なのではと感じられた。 人間は便利に快適に暮らせるように進化してきたけれど、それによって失われてきたものも多い。 便利で快適な表面だけでなく、根源の快不快なものに触れることで感じられることは大きいように思った。 繁延あづささんの著書は初めて読んだが、とても素直な筆致で他の著書も読んでみたい。
  • ササパンダ
    ササパンダ
    @sasapan
    2025年7月22日
  • 碧の書架
    碧の書架
    @Vimy
    2025年3月31日
    食、興味あります。朝、近所の鶏肉工場にトラックが入って行きます。小包くらいの大きさの白いケージが荷台に何重にも重ねられていて、中には鶏が入っています。首を刎ね血抜きをして、サラダチキンや唐揚げになるそうです。毎年慰霊祭もやっています。早朝に鶏を追いケージに入れる仕事もあって、肉を食べるってこういう事なんだ…って衝撃を受けました。命をいただく、という事を真剣に考える光景です。 そんな訳で、この本も読みたいです。
  • nagai_kamino
    nagai_kamino
    @honsky_tom
    2025年3月31日
  • オルソル
    オルソル
    @heiwakinen
    2025年3月30日
    「猟師のおじさん」と出会い「野生の肉」をもらうようになった著者は、やがて猟に同行し写真を撮りはじめる。生き物を殺し、加工し、食べる。それは本来、人間が生きるためには避けることができないはずの営みだ。しかし、いつしか私たちはその仕事を他者に委託し、殺生を隠蔽してしまった。死を遠ざけた社会では生の苛酷さを軽減できる。だがそれは同時に、生の切実さをも軽減してしまう。「食べ物があふれてる世の中で、こいつを殺して食べる理由が見つからない」という著者の息子の言葉は、命のやり取りを失った私たちの姿を率直にあらわしている。
  • saori
    @sweetbox104
    2025年3月29日
  • gato
    gato
    @wonderword
    2025年3月29日
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