人間失格

人間失格
人間失格
太宰治
集英社
1990年11月1日
11件の記録
  • 辻井凌
    辻井凌
    @nega9_clecle
    2025年5月21日
    この作品を読んで「どうしてこんなに自分の苦しみを太宰は分かってくれるの?」と思う人と、「よく分からない。終始退屈だ」と思う人がいるだろう。僕は後者寄りだ。でも人間や世間、生活に対して葉蔵が抱える違和感は共感できるので、退屈すぎるわけでもない。  自分には「葉蔵が語る」という視点が合ってなかった。彼になかなか入れ込めず魅力的に思えなかった。反面、はしがきとあとがきで第三者視点から書かれる葉蔵の姿は、立体的で生き生きと見えた。特にあとがきの最後の一文は秀逸だ。あの文によってこの物語に大きな救いが生まれた。  集英社文庫版には解説と、太宰の娘・太田静子による鑑賞文が収録されている。この2つがどちらも読みごたえがある。特に太田静子の鑑賞文は、この作品から読み取れる太宰の人間愛や父性が書かれた見事なものだ。太宰の自伝的作品と言われているが、太宰はもっと人間も自然も愛する人だと他の作品を読んで思った自分にとって、彼女の文章は救いになった。
  • 辻井凌
    辻井凌
    @nega9_clecle
    2025年4月29日
  • 辻井凌
    辻井凌
    @nega9_clecle
    2025年4月26日
  • 笠松
    @Kasamatsuchan
    2025年3月18日
  • 笠松
    @Kasamatsuchan
    2025年3月17日
  • 田中
    田中
    @Imada_desu
    2025年3月14日
  • miya
    miya
    @sh7y_m
    2025年3月12日
  • ふくちょ
    ふくちょ
    @fukucho
    2025年3月11日
  • 文豪ストレイドッグスから興味が湧き、読み始めたが、なかなか読みにくかった。(表紙のイラストと内容はミスマッチ過ぎる)もう少し歳を重ねたり、読書量が増えた時に読み直すとまた、別の感想を抱きそうだと思った。
  • なゆた
    なゆた
    @nayuta
    2025年3月7日
  • よ
    @namasuteeeee
    2025年3月4日
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