教養としての俳句 NHK出版 学びのきほん

6件の記録
海底@kaitei2026年9月2日読み終わった短歌がもともと好きなので俳句も。 時代の流れから俳人個人の背景まで、俳句にどっぷり浸かれる。引用されている句、俳句とは?の解説含めてすごく良かった。 「漫然と過ぎゆく日常生活をきめ細やかに味わうには、小さく、取るにたらない些事に目を止め、そこに季節感を見出し、感情を波立たせるのが肝要であり、それは誰もが体験できる暮らしの中にあるのです」 不安定な時代に生まれ苦労した俳人達も、それを憂いて俳句にはせず、日常のなんでもなさや季節のうつろいへの感度を研ぎ澄まして文字に乗せていること、改めて凄いな、と思った。高尚過ぎる。五七五の縛りゆえに自分の感情を挟む余地なく、捉え方はあくまで受け取り手に委ねて、今この瞬間に眼前に広がる事実だけを述べているのが潔くて、俳句、良いなあ…と思った。 高浜虚子の娘の星野立子の、気取らないありのままを述べた俳句が特に好きだった。 "いつの間にがらりと涼しチョコレート" "たはむれにハンカチ振つて別れけり" "余日なき十一月の予定表"


- わんいち@one_12026年1月28日読み終わった@ 自宅暮らしの中の小さな驚きを面白がる。 俳句を通じ、そんな世界の捉え方ができればいいなと思う。 日常のなかにある、微笑ましくなる瞬間をきり取り、悲しみや絶望を外に出すことができる俳句にとても惹かれる。 自分もやってみたいな、面白そうだな、少し生きるのが楽になりそうだな、と俳句への興味が育てられた。
bitter100%@bitter1002025年3月31日ちょっと開いた今日、本屋lighthouseさんから届いてました。ぱらっと開いたページに谷川俊太郎氏の「生きる」という詩が引用されていて、何度もご本人が目の前で朗読してくれたその詩を私はすぐに「それ」だとわかって泣いてしまった。
おいしいごはん@hontonioishii2025年3月30日かつて読んだパートナーが俳句をしていることもあり、俳句に興味関心をもってたまにこういうのを読んでいる。この本は高浜虚子や正岡子規の流れを中心に解説しており、とても読みやすかった。 俳句を見ていると、(あくまで私の見ている範囲と視点では)以下の3つが入り混じっているように思う。この本はその中の特に①と②を感じさせるものだった。 ①「みんなが同じ景色を思い起こせると良い」という本質?のようなものを求めるアプローチ ②「みんながそれぞれの似た経験を思い出せると良い」という時代を超えて間主観的なアプローチ ③「自分の経験を記録すること」という主観的な手触りを重視するアプローチ



