星を掬う
77件の記録
- Tomoko@she_does_read_books2026年1月9日読み終わった自分の人生を振り返させられる作品だった。 家族問題で苦しめられてきたことを盾にして、うまく行かないことを全部そのせいにして、申し訳なく思ってる母の気持ちを利用してた自分の過去と重ねちゃって、主人公に対しても母に対しても心が痛む場面が多かった。 母親だって母親である前に1人の人間であることを忘れがちになってしまうけど、母になる前に歩んできた生き方だったり、母にとって私との時間はどう見えてるのかとかもっと知りたいなって思った。 ちょうど私の祖母も認知症を患ってて、会うたびその症状の悪化の速さにいつもショックを受けてる。うちは家で治療することにこだわってて(わたしは施設に入ってもらったほうが病状の悪化も遅められてよかったんじゃないかと思う)、どんどん言葉を失っていく祖母を見て、すごく聖子さんの言ったことが刺さった。「鎖でがんじがらめになって、泥沼でみんなで抱き合いながら沈むのが家族だっていうの?尊厳の何もかも剥ぎ取って、子どもたちに死ぬまでぶら下がるのが親だっていうの?私はそんなの、認めたくない」-老老介護でおかしくなっていく叔母たちと祖母を思いだして本当にしんどくなった、、 あと、さざなみハイツに集まる人たち本当にみんな何かしらの傷を持ってて、やっぱりみんな人生に何かしらはあるんだなって思った。 なんか読んでて胸がキュッとなることが多くて、その書き方が町田さんの強みでもあるんだろうけど初めて読んだ作品だったから次行くまで少し勇気がいるな。けど好きな本だった。
PASO@ayapaso2026年1月4日読み終わった登場人物全員の人生がずっしり心に響いてくる素敵な本だった。それぞれキレイなだけじゃない母娘の関係があって、でも、お互いを思う気持ちがまっすぐにあって。それぞれの人生が正しく交わるわけではないけど、でも美しかった。 あんなに母を憎んで、同時に愛していた千鶴が、その全てを受け入れて、彼女の掬う星を共に見たいと、そして、その星でありたいと願う。あまりにも美しいラスト…!読めてよかった!
ブッ雲チ@bookumochi2026年1月2日読み終わった「私の人生は、最後まで私が支配するの」この台詞かっこいい。お母さんの人生の締めくくり方に共感できてしまった。恵真ちゃんみたいな人からすると、こういう考え方って冷たいってことになるのだろうか…
キズ@kotodama2025年12月20日読み終わった「あの人は、私といると不幸になる。 別れるしか道はなかった。」 ┈あなたの人生のために私の人生があるんじゃない ┈┈┈支配しようとすんな。 家族だからって、固執しちゃだめ。一緒に家族を運営できないと思った時点で別れて正解。自分の人生は自分だけのもの。誰かのために無駄に消費しちゃだめ。自分で輝かせる。自分の人生を誰かに責任取らせるようとしちゃだめ。 自分で選択した人生の障害をあなたのせいにしてやりすごそうとしない。自分の問題は、自分自身のもの。自分にきちんと背負わせる。 支え合うことを当然だと思わない。人には、それぞれ人生がある。母だろうが親だろうが子供だろうが犯していけないところがある。私の人生は最後まで私が支配する。誰にも縛られたりしない。 自分を傷つけないと近づけない相手からは離れる。 《些細なことで良い。くだらないことで良い。母と穏やかで暖かな時間の中で笑い合う。そういう時間をずっと求めていた。私はずっと母を求めていた。母が恋しかった。母が好きだった。だからこそずっと恨んで憎んで自分を弱めもした。そして求めるのを止めたくなかった。 私と母は母娘として共に生きていけなかった。私の望む世界では、母が生きづらく、母の望む世界では、私が生きられなかった。》 娘に対して角の愛情を押し付け、それに気づいていない視野の狭い人 ┈┈┈私は絶望していた。 私は永遠にこの母の「わかる」従わないといけないのだと。 そして、選んだ道がどんなに苦しくても、自分の苦しみは誰かのせいじゃない。 自分自身の責任そして自分の不幸もその人のせいなんかじゃない。 「ほら、悪いと思ってんなら、私の不幸を背負ってよ。私を悔やんでよ。傷つけたのはあなたでしょ」 と自分の不幸の責任を取らせようとしてはならない。 そして、加害者が救わようとしていけない。 自分の勝手で詫びるなんてもってのほか。 被害者に求められてもいないのに許しを乞うのは暴力でしかない。 誰かを理解できると考えるのは傲慢で寄り添う事は時に乱暴となる。 大事なのは、相手と自分の両方を守ること。歩みよるのは迷惑でしかない。 私に後悔を抱えて、生きていかなければならないと覚悟を教えてくれた。


ねこ@notoneko252025年11月23日人から聞いた。 「そんな風に簡単に切り換えられない。ねえ、心を斬りつけられたことある?からだの傷と全然違うの!痛みが、発作みたいに、タイミングも計ってくれずに何度も何度も襲ってくるの。いつ治るのか分かんない。一生治らないかもしれない。ただ、痛むたび絶望して死にそうになるの。そんなことも分かんないくせに、痛みを無駄とか言わないで!」 怒りで、戻が滲む。わたしは好きで、ここでただ外を眺めているわけじゃない。ぼんやり過ごすことを良しとしているわけじゃない。わたしなりの、あがきがある。 誰かを理解できると考えるのは傲慢で、寄り添うことはときに乱暴となる。大事なのは、相手と自分の両方を守ること。相手を傷つける歩み寄りは迷惑でしかないし、自分を傷つけないと近づけない相手からは、離れること。母は恵真さんに、そう話したのだという。 「棘を逆立てたハリネズミを抱いても傷つくだけだし、ハリネズミも刺したくないものを刺して苦しむものだからって。だからママは自分がハリネズミになる前に離れようとしてるんだろうな」 「そして、わたしの不幸も、あのひとのせいなんかじゃない」 わたしの不幸は、母に捨てられたことではない。他でもない、わたしのせいだ。- まこ@makoasai06352025年7月7日まだ読んでる誰かを理解できると思うことは傲慢で、寄り添うことは時に乱暴となる。大事なのは、相手と自分の両方を守ること。相手を傷つける歩みよりは迷惑でしかない気、自分を傷つけないと近づけない相手からは、離れること。 辛かった哀しかった寂しかった、痛みを理由にするのって、楽だよね。わたしもそう。誰かのーーーあのひとのせいにすると、自分がとても憐れに思えて、だから自分の弱い部分を簡単に許せた。仕方ないじゃない、だってわたしは小さな頃に母親に捨てられたんだもの、って免罪符にもしてきた あのひたのせいにして思考を止めてきたわたしが、わたしの不幸の原因だったんだ

N@r_is_for_read2025年6月30日読み終わった身体中の水分が出てしまうんじゃないかと思うぐらい泣いた。 不器用にしか生きられない人たちの物語の中で、それぞれに奇跡が起きていた。人の人生ってなんて美しんだろうと思わされました。



月日@tsu_ki_hi_2025年3月7日読み終わったまだ読んでる@ 電車Readsリリースおめでとうございます ふらりと立ち寄れるやわらかくて緩やかなフヅクエのような広場にゆっくり長くなっていきますように 3月、本を読みたい!
猫@mao10122025年3月5日かつて読んだちぐはぐになってしまった親子の物語。 様々な家庭環境で生きている人達がいる。自分の苦しみを、他者のせいにして、自分の殻に閉じこもり続けることの傲慢さ。 千鶴達には、少幸せな記憶の欠片たちを少しずつ掬いとりながら、今後も生きていってほしい。私もそうやって少しずつ前を向いて、生きていきたい。
おさやん@osa_book2025年2月24日読み終わった星を掬うってタイトルが素晴らしいなと思った。 この本を読んだ後に掬いあげた思い出を受け取った瞬間は、きっと今まで以上に嬉しくて特別な気持ちになるはずだ。
くまごろう📚@kumagoro1900年1月1日読み終わった一気読みした!面白かったぁ〜 母娘の捨てた捨てられた問題、虐待、嫁姑問題、DV、ネットストーカー、そういう社会問題が物語に落とし込まれてる。 この話の登場人物はみーんな未熟。 完璧超人or過去はすっかり乗り越えました系のひとは登場しない。 全員一筋縄ではいかなくて、全員とても人間らしい。 あなたの人生の舵取りをあなた自身でできていますか? 他人に委ねようとしていませんか? そんなメッセージを受け取った。 感じることのある長編小説だった。- 🎀@meitetsuwao1900年1月1日自分が考え方として幼いからつい「家族だから」「友達だから」「恋人だから」一緒にいるべきだって思ってしまうけどそういう考えが相手を縛っていて、時に離れるって選択肢も優しさなんだなって思った。

































































