狭き門
13件の記録
博多とおりもん@hakta-402026年3月24日読み終わったキリスト教・ヨーロッパ圏のの価値観がよくわかる。母親の浮気のために、「天上の愛」とは何かと問いかけるアリサとその婚約者ジェロームの話。「愛とは何か」が大きなテーマだと思う。ジェロームが理由もわからず振られ続ける分、アリサの日記が辛い…。


たまのきゅうか@yutomsm2025年11月14日読み終わった@ カフェp.248〈夕闇は灰色の潮のようにさしてきて、一つ一つのものに迫り、一つ一つの物をおぼらせ、そして、それらのものは、影の中でよみがえり、低い声音で、過ぎ去った日のことを物語ってでもいるようだった。わたしは、ジュリエットがすっかり道具を運ばせてきている、かつてのアリサの部屋を思い浮かべていた。ジュリエットは、いま、わたしのほうへ顔を振り向けていた。その顔立ちも、もう見分けられなくなっていて、あるいは目を閉じているのではないか、はっきりしたことはわからなかった。とても美しく思われた。そして二人は何も言わずにじっと黙っていた。/「さあ!」と、とうとう彼女が言った。「目をさまさなければ……」〉

たまのきゅうか@yutomsm2025年11月13日@ カフェp.186〈それは霧のない地平線にかけてすべての物が微細な点までひとしく青みがかって見わたされ、過去の日のきわめて取りとめのない思い出まではっきり思い起こせるような、澄みわたった秋の夕暮れのことだった〉 全部抽象的な描写で読ませるからすごい。 隣の席でじいさんがドトールのコーヒーを「ああ、おいしい」と呟きながら飲んでいる。アリサはこういうじいさんにアガペーを与えていたのだろうか。

たまのきゅうか@yutomsm2025年11月10日読んでる@ 自宅p.164-165 「わたし、あなたのおそばにいると、もうこれ以上幸福なことはないと思われるほど幸福な気持になりますの……でも、じつは、わたしたちは、幸福になるために生まれてきたのではないんですわ」 「では、魂は、幸福以上に何を望むというんだろう?」と、わたしは性急に叫んだ。彼女は小声でつぶやいた。 「聖らかさ……」
Aqu4@aqu42025年3月6日かつて読んだ以前読んだ時は、もはや現実感のない作品だなとか思ってしまったのだが、最近何故だかこの作品のことがやおら気になり始めている。なんとなく自分の中で一つの参照点のようなものになりつつあるというか。もう一回読み返して見たい。





