風にだけ読める宛名が花びらに書かれてあってあなたへ届く 天国の迷子センターから響きわたる少年たちの戒名 躊躇わずきみの頭を撃ち抜けるやさしいぼくでありますように

東京来て最初に寄った本屋さん。 木下さんのタンカチ、栞、あとオリジナルブックカバーも無事に手に入れることができて満足。 ○声にして意味の重さを与えれば音も私も壊れてしまう ○神さまを殺してぼくの神さまにどうかあなたがなってください ○はなびらをつぼみのままに閉じておく　あなたの風で散らないように ○生きてみることが答えになるような問いを抱えて生きていこうね

花に関する短歌が多くて好き、あとがきが素晴らしい