ごみと暮らしの社会学

15件の記録
- JUMPEI AMANO@Amanong22025年6月5日読み終わった就寝前読書お風呂読書第9章のモノの3つの価値(「機能的価値」、「心情的価値」、「(モノに対する/自己に対する)可能性的価値」)と、モノの価値が失われることと価値を放棄することの違いはなるほど、と頭が整理された。 結論部については自分の中でまだうまく消化できていない感じがするけど、ひとまず読み終わる。
- JUMPEI AMANO@Amanong22025年6月4日まだ読んでる就寝前読書お風呂読書第5章読む。 DK(ダイニング・キッチン)の誕生と「台所改造」により、日常生活空間や視覚的風景/肌感覚の風景/においの風景は、どのように変化したのか。それにより、何が排除すべきごみとして可視化されるようになったのか(「あっても仕方がない場所」から「あってはいけない場所」へ)。 第6章も読む。 ごみともモノとも言い切れないマージナルな対象に属する「くず」が生活空間にある日常。「くずのようなもの」を介した「くず屋」との情緒的なやりとり。そうした「くず文化」はなぜ崩壊したのか。「くず」の三つの特徴を満たせないプラスチック製品の普及は、モノの「その後」に対する人々の想像力をどのように変質させたのか。 アカデミックな読み物でありつつ、読者の情感や肌感覚に訴えるような文章でそこがこの本のいいところであり、同時に、どのくらい納得できるかは読み手次第な気もする(例えば著者の提示する「暮らしの豊かさ」を特段重視しない人は現実問題としていそう)。 第3部からは「ごみ屋敷」の事例。第7章は定義など、基礎情報が整理されているのでさくっと。
- JUMPEI AMANO@Amanong22025年6月3日まだ読んでる就寝前読書お風呂読書第4章読む。 掃除機。「掃き出す」から「吸い取る」へ。空間を舞うチリやホコリのごみとしての発見。 冷蔵庫。「冷やす」だけでなく「保管する」という機能。「余剰品」というごみの発見。 粗大ごみ。大掃除風景の変化。「燃やすことができ、埋め立てることができ、土壌化できる、小さな存在」ではない、新しい/異質なごみの発見。 ごみ論は具体的な話になればなるほど面白い。
- JUMPEI AMANO@Amanong22025年6月1日読み始めたお風呂読書第2章まで。ダグラス、オブライエン、ヘザーリントン、トンプソン、アパデュライ、コピトフ、ミラーといった先行研究の整理が平易でわかりやすく、単純に勉強になった。あと58頁の〈「ごみの家庭生活」と「ごみの公共生活」〉の概念図が面白い。