結晶質

9件の記録
- sr@sr_orc2025年4月14日すき言葉が人によって、あるいはその時々によって、結晶であったり、海であったり、傷や、砂や、あるいはなにものでもあり、もしくはなにでもないものとなされる、その峰々に横たわる、あらゆる短歌集の余白がすきです。
- たま子@tama_co_co2025年3月29日ふと思い出した再読@ 自宅桜よりはやく咲く、近所の一本の白木蓮の木。散ってしまった花びらを眺め、ふと思い出して帰ってひらく。痛みと高潔さ。 「雪山を裂いて列車がゆくようにわたしがわたしの王であること」 「あなたごときに汚されるわけない夜の月を割るならきっぱり縦に」
- 村崎@mrskntk2023年4月28日心身はときに不確かで自分の存在すらあやふやになることがあります。けれどこの「結晶質」はそんな曖昧な世界にいながらも、根を張るような生活感を詠んでいるように思います。ここに在ることをやさしく実感することができるような歌が多く素敵でした。