幻夏
32件の記録
えむ子@hks_emk2025年12月25日読み終わったなんなんですかこのやるせなさ…。 途方もなく理不尽で、だけどその理不尽に巻き込まれた人間が必死に足掻いて、できることをやって、その結末がこんな…(言葉にならない) どうすれば良かったんですか?誰が悪い? 10の悪を野放しにしようと1の無辜を救う。それが司法であるべきで、でもたしかに人間は自分が理不尽に罰せられる1になる可能性よりも、野放しにされた10に怯えてしまう。自分や自分の大切な人が1にならずに済むことよりも、10を野放しにした司法を無能と罵ってしまう。 痴漢冤罪のような1になる可能性をより身近に感じられれば人々の関心も向くんだろうけれど、殺人事件なんて遠い話だと途端に危機感が薄れてしまう。 加害から遠い人間であればあるこそ、野放しにされた10の被害者になることを恐れる。 分かってはいるんだけど、裁く側の人間がいざ1の立場に立たされたときにやっと司法の理不尽さを思い知る図を見せられて、ポジショントークの厄介さを自覚させられた。 拓と尚のことを思うと辛すぎる。どうしようもなくて、できることは限られていて、でもできることをしても挫かれて。 とんでもなく重たく、なのにノスタルジーさを感じる物語だった。お願いだから映像化してほしい。

niwa@niwabun2025年11月10日読み終わったaudible面白かった〜! キャラクターも活き活きしてて、シリーズ1作目の事件について知りたいな……って気持ちで読み始めた。 相馬、事件関係者が自分の知り合いの可能性があるからって、交通課の刑事なのに捜査一課みたいな働きするから心配になっちゃうよ〜 出世は望めないタイプ…… 不幸のピタゴラスイッチで水沢親子がどんどん辛い境遇になるの聴いてて辛いものがある。んえ〜〜〜やめてあげなよ……。 しかも弁護士ってドラマみたいに被告人のアリバイの立証とかに尽力したりしないんですかぁ……という悲しい気持ちになるので、もう犯人全部めちゃくちゃにしてやりな!となってた。 あとそう、一番若い修司が野生の勘働きまくりで、ずっと危険な目にあってて心配すぎた〜!無茶するやん〜〜〜 事件が解決しても、ずる賢い権力者が表舞台から退いただけで彼らが落ちぶれることもなく過ごしてるのも、なかなか虚無な読後感。 とりあえず今度また1作目の『犯罪者』にも挑戦しよう。
フジワラ@hujiwara22025年6月18日読んでるやっぱり謎や逡巡、歪みの塩梅がめっちゃ好き。 「相棒」の脚本をつとめられていただけあって、場面の切り替え、謎の解析など娯楽として読める程度で、且つ疎かにもしていないところ、凄いなぁと思う。
ふくとみー@fukutommie_books2025年3月8日読み終わった現在行方不明の少女。23年前に失踪した少年。現場に残された不可解な印。 いくつもの事件と謎が、次第に1本の奔流となってラストへ進むスピード感がたまらない。 テーマは今回も重い。やるせなさ、胸糞悪さも感じるが、このスピード感とボリュームは大満足。



















