イリノイ遠景近景

21件の記録
- ふかみず@fukamizu282025年9月21日読み終わった他者にはなれないからこそ色んな時代、異なる場所で生まれた人たちの経験を知る・聞くことで相手の立場にたって考える、学ぶことができるんだと実感。だから私は映画や本をたくさん見て読んで知っていきたい。
- ゆらゆら@yuurayurari2025年6月26日読み終わったドーナツ屋に集う男達、プールでお喋りする女達、シェルターの話等アメリカ(そしてドイツ)の様々な境遇・時代に生きる人達の生活や人生について聞く話を色々読みながら、(ブローティガンの訳者としてしか知らなかった)藤本さんのことがもっと知りたくなった。 (22.10.12読了)
- ビスケットアパート@powerfulfranny2025年4月13日読み終わった「…ときはすぎる。平然とすぎる。」 白人の世界で成功した黒人女性を仕事と一緒にやめて終始失業している友人、ホームレス用のシェルターに出入りする女性たち、移民としてアメリカに渡って過酷な迫害を受けた中国人、生き延びるためにヒトラー・ユーゲントに入団したユダヤ人、ナヴァホ・インディアンの保留地に移り住んで織り手の組合を組織する中国系の女性。藤本さんの言葉を通じて、読む景色には人々の生活や思惑が当たり前のように描かれている。日常があって、人がいる。心細さと併せて、今日までやってきたことの自信(自信を持ってもいいということ)を思い出させてくれた。 「…「住処」は思想であり、時間であり、記憶でもあります。人々と結ぶ関係もそうです。行ないもそうでしょう。『イリノイ遠景近景』で伝えたかったのは、私が動きと時間とを住処にしているようす、人々との出会いを住処にしているようすでした。」