イリノイ遠景近景
61件の記録
蟹座の読書@reads_kaniza2026年8月23日読み終わったまた好きな作家さんを見つけてしまった〜🥳 アメリカイリノイ州で暮らす著者が、出会い、話し、盗み聞きし、観察した日々。「盗み聞き」というのが良い!なんか良い!平井堅はバーで盗み聞きしたカップルの会話を歌にしたらしい。ギリギリ人の道を外れない程度の好奇心の発露。 どのエピソードも印象深いけど、最後のナヴァホ族の保留地で働く中国人女性の章で、突如として「住処」というテーマに収束していくのに不意を突かれた。具体的な場所としての住処だけでなく、そこでやりたい事がある、人とのつながりがある、思い出に残っている、そういう場所もその人にとっての「住処」。言い換えると「居場所」ということなのかな、と思う。本の中に居場所を見つけることもそう。 こういうのを"きっぷがいい"というのか、藤本和子さんの文体がすごく好き。冷静に観察しつつ同時に面白がってもいるような、突き放しつつ、でも決して目をそらさない感じ。 藤本さんの他のエッセイも読みたいし、翻訳された小説も読みたいし、最高の出会いに感謝〜✌の1冊だった。- ぐら@Gura_reader2026年6月20日まだ読んでる映画『グッバイ、レーニン!』を見た時に知ったオスタルギーという概念がピンときていなかったのだけど、P258のくだりを見て少しイメージしやすくなった気がする。是非や良し悪しは分からないので別として。停滞と抑圧の中で育まれる穏やかで緩い紐帯への回顧、自由と官僚制によって損なわれたものへの回顧。
- ぐら@Gura_reader2026年5月30日まだ読んでる田舎のたむろしている退職者たち、黒人女性の友人、タブロイド紙など、生活の様子から社会をスケッチしている感じが好き。確かに、盗み聞きの極致だ。 それぞれの人生を分かち合っているからこそ、占いの結果についてああだこうだしゃべる時間幸せそう。
ほやぼ@-ok192025年10月31日読み終わった家族に借りた@ 電車あとがきが良い。 「「住処」は思想であり、時間であり、記憶でもあります。人々と結ぶ関係もそうです。行ないもそうでしょう。『イリノイ遠景近景』で伝えたかったのは、私が動きと時間とを住処にしているようす、人々との出会いを住処にしているようすでした。」
ふかみず@fukamizu282025年9月21日読み終わった他者にはなれないからこそ色んな時代、異なる場所で生まれた人たちの経験を知る・聞くことで相手の立場にたって考える、学ぶことができるんだと実感。だから私は映画や本をたくさん見て読んで知っていきたい。
ゆらゆら@yuurayurari2025年6月26日読み終わったドーナツ屋に集う男達、プールでお喋りする女達、シェルターの話等アメリカ(そしてドイツ)の様々な境遇・時代に生きる人達の生活や人生について聞く話を色々読みながら、(ブローティガンの訳者としてしか知らなかった)藤本さんのことがもっと知りたくなった。 (22.10.12読了)














































