明石海人歌集

明石海人歌集
明石海人歌集
明石海人
村井紀
岩波書店
2012年7月1日
15件の記録
  • うみ
    うみ
    @umi_shelf
    2026年9月11日
    最近感化された一文が以下 「深海に生きる魚族のやうに、自らが燃えなければ何処にも光はない」 孤独感に陥りやすい自分に刺さった。 自分の中に光を灯し続けるしかない。 この歌人は、癩は天刑であると言ったあとに、癩はまた天啓でもあった、て言ってて。 すごくない?って。泣ける。
  • ジクロロ
    ジクロロ
    @jirowcrew
    2026年1月21日
    (下村海南先生を迎へて) 首あげて盲の我のうちまもる おん顔と思ふ声のあたりを
  • ジクロロ
    ジクロロ
    @jirowcrew
    2025年12月17日
    籟は天刑である。 加はる笞しもとの一つ一つに、嗚咽し働突しあるひは呻吟しながら、私は苦患の闇をかき捜って一縷の光を渇き求めた。ーー深海に生きる魚族のやうに、自らが燃えなければ何処にも光はないーーさう感じ得たのは病がすでに膏盲に入ってからであつた。齢三十を超えて、短歌を学び、あらためて己れを見、人を見、山川草木を見るに及んで、己が棲む大地の如何に美しく、また厳しいかを身をもつて感じ、積年の苦渋をその一首一首に放射して時には流睇し時には手偏卞舞べんぷしながら、肉身に生きる己れを祝福した。人の世を脱れて人の世を知り、骨肉と離れて愛を信じ、明を失っては内にひらく青山白雲をも見た。 籟はまた天啓でもあった。 (『白猫』序文) 「籟は天刑である。」 これは一般論として理解される。 「籟はまた天啓でもあった。」 これは受難を経た著者の経験談として、 過去形で記される。 そして冒頭の一文以外、 すべては過去形で語られている。 その人に与えられた苦悩から得られた その人だけの大いなる「発見」は、 力強い過去形をもって語られる。 一方で、一般論は常に現在形で語られる。 著者の発見を前にして、籟に関する一般論は、 いわゆる言葉だけの命題は、 すべて貧弱な知識にすぎない。 「私は苦患の闇をかき捜って一縷の光を渇き求めた。ーー深海に生きる魚族のやうに、自らが燃えなければ何処にも光はないーーさう感じ得たのは病がすでに膏盲に入ってからであつた。」 心から励まされた一文。 「ぼくが目になる」 ふと、スイミーの名言が思い出された。 著者の名が、「海人」であることもまた、 この一文に重みを持たせているような気がする。 著者の短歌は全体を通して暗いものばかりり でもその中には、僅かながら「一縷の光」のような作品も混じる。 だからこそ、その光がより神々しく感じられるのかもしれない。 暗闇の中、著者の目が光となり、 その光がまた、光を呼ぶ。 日常生活で常人が見落としている輝きを、自らの光とし、自らの暗闇を切り拓いてゆく。 そんな印象を受ける短歌が、随所に散りばめられている。
  • ジクロロ
    ジクロロ
    @jirowcrew
    2025年12月16日
    夕づけばしづむ遠構の蝉の声 なにもかもしつくして死にゆくはよけむ
  • ジクロロ
    ジクロロ
    @jirowcrew
    2025年12月15日
    こともなき真昼を影の駈けめぐり 青葉のみだれはいづこにはてむ
  • 安井海洋
    安井海洋
    @mihiroy
    2025年11月20日
    絶唱
  • 最高の一冊でした。でも収録されている歌の3割もわかっていないです(笑)。それに私自身が歌集というものを読み終えられたのは初めてで、なんと言っても読解に時間がかかります。サッと読んだだけだと短歌が全然頭に入って来ないので、何度か読むんですけど、そうすると全然ページが進まないというストレス(笑)。それでもハンセン病の本で一番好きな本になりました。村井紀さんの解説も、グイグイ引き込む文章でした。 解説を私なりに要約すると、「海人はハンセン病を生きると同時に生きさせられていたが、それを余裕を持って引き受けた上で、作歌に勤しんでいました」ということだと思います。だから海人の文学は、明治近代国家や医師からの抑圧の元にあったという意味で、おのずからその限界が可視的なのですが、私にはその可視的な限界が非常に魅力的に映るのです。 つまり、海人は逆らわなかったわけですね。長嶋愛生園の意思に従ったわけですね。しかしこれが極めて大切なのですが、逆らわなかったと同時に戦っていた。これが私には素晴らしいと思うのです。つまり、誰だってその時代や状況の枷に縛られているけれど、人間が戦うべき相手はその枷ではないと、私は思うんです。ハンセン病という一つの運命があって、その運命に国家や医師のエゴとか税金のように乗っかってくる。でも、それが戦うべき相手ではない。海人はその戦うべき相手を取り違えなかったという意味で、苦しい状況の中でも聡い目を持つことが可能であるということを、私たちに示してくれていると思います。 私が一番好きな歌はこれです。 「蒼空のこんなにあをい倖をみんな跣足で跳びだせ跳びだせ」p157
  • 匙
    匙
    @sajisann
    2025年7月29日
    一括重版感謝感謝〜!!!
  • つばめ
    つばめ
    @swallow3
    2025年6月22日
  • つばめ
    つばめ
    @swallow3
    2025年6月15日
    おそらく小学生の頃ぶりに図書館で本を借りた。 これまで図書館はその市に住んでいる人しか利用できないと思っていたので、違う市在住でも本が借りられると知ってありがたいなと思う。 本屋さんではもう入手できない本がこうやっていつでも借りられるのもありがたい。
  • つばめ
    つばめ
    @swallow3
    2025年6月15日
  • 匙
    匙
    @sajisann
    2025年6月11日
    一括重版助かる
  • 7th-nights
    @joyful-blue
    2025年6月6日
  • 匙
    匙
    @sajisann
    2025年5月6日
  • 上野剛
    上野剛
    @oribe1981
    2025年4月15日
    重版するとの噂が。。。
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