孤狼の血 (角川文庫)

12件の記録
- 本の王子さま@hoshino_122025年11月25日読み終わった借りてきた映画が面白くて読んだ人間なんだけど、映画の過激なシーンが映画オリジナルでびっくりしちゃった 私が原作ファンならあの映画は多分怒っちゃうかもしれない でも映画→原作の私はどっちも楽しめてお得だった ガミさんも日岡もそれぞれ役所さんと松坂さんで脳内変換して楽しく読めた そして日岡の下の名前、そういう設定あったんだ〜と先の展開知ってるので目頭が熱くなったり 映画と違って小説は最後にある事が分かるようになっていて、そこは原作を先に読んでびっくりしたかったなーと惜しい気持ち 続編もあるらしく、映画の続編とは全然別物らしいので読むのが楽しみ



喬林@unnatural_672025年11月1日読み終わった日岡お主!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!こういう、任務のために敵側の懐に潜り込んだ奴が"本物"に出会ってしまい寝返るみたいなやつは文句なしにアツい。何故か実写版の2作目だけ履修した人間なので、日岡はずっと松坂桃李で再生された。なんか狼が彫られたジッポが形見っぽかったよな〜というぼんやりした記憶があったが、大上=オオカミで『孤狼の血』で大変痺れるタイトルであることがわかった。遺伝的に繋がりがあるかどうかに関わらず、血の継承は好きな要素。
アラクローズ@arakuro2025年10月13日読み終わったかつて読んだ●「孤狼の血」(柚月裕子) ・あとがきを先に読んでから読み始めた。 全体の概要(広島のヤクザの抗争)が分かるし、「控え目に言って大傑作!」という推薦分に期待が高まる。(まあ、その通りの作品だと思う) ・女性作家さんが書いた作品と思えないほど、綿密に警察とヤクザの関係が描かれている。 「仁義なき戦い」を観て、脳天をかち割られたと言うのも納得。(全シリーズ観たようだ) ・章ごとにそこで起きたことの日記が書いてあるので、読みやすい。 なぜか塗りつぶしてある部分があるのが気になるけど、それは最後に意味がわかる仕掛け。 ・ヤクザとの癒着が噂される警察官の大上のキャラクターがいい。部下の日岡との関係も面白いし、飲み屋のママさんとシーンも後から重要になるとは思わなかった。 ●「孤狼の血」(映画) ・大上→役所広司、日岡→松坂桃李、両主演で実写化された作品も続けて観た。 ・原作に忠実ではない感じ。(大まかなストーリーのみ一緒) キーとなる警備日誌の黒く塗りつぶしはあったけど、コメントまで添えられていたな。 重要な場所、小料理屋?は、クラブになっていたし、ママさんは子持ち設定。 隠してあった重要書類もあっさり登場。 ・日岡にも彼女が居る設定だったけど、その意味は後から分かる。 ・ホラー映画のような目を覆いたくなる場面(特にヤクザの親分の死に方が壮絶!)も多かったな。(これは本の方が良かった) ・タイトルの意味を表すラスト、後継者となる決意をした日岡、続編がある事を示唆して終わる。 ・小物を(ライターとかタバコ…)、うまく伏線回収に利用していたな。










