テムズとともにーー英国の二年間
15件の記録
読書日和@miou-books2026年5月9日読み終わった旅先の移動中に読んでいた一冊。 1983年から約2年間の、天皇陛下(当時は徳仁親王)のオックスフォード留学記。 研究生活だけでなく、音楽、ご学友との交流、登山やテニス、英国内外への旅。 「皇族として」ではなく、ひとりの“Hiro”として過ごされた時間が描かれている。 今しかできない経験だとわかっていて、パブやテニス、人生最初で最後かもしれないディスコまで楽しまれる姿が微笑ましい。 文章はとても瑞々しく、陛下を通してオックスフォードや、イギリス上流社会の空気を少し覗き見しているようだった。 鋭い感性、温かい人柄、真摯な生き方と、たゆまぬ努力。 ご家族や弟妹の訪英を喜ばれる文章にも、お人柄がにじみ出ている。 いつか陛下がまたのんびりテムズ沿いを散策できる時間が持てますように、と心から願った。 「私も今、この時、を大切に生きよう」という気持ちになれる本だった。
まめご@mmg_862025年8月4日読み終わった今上陛下が書かれた、2年間のオックスフォード留学記。 入学前の滞在生活からオックスフォードでの日常生活、芸術活動、スポーツ、研究などについて、シンプルな文章で綴られている。 淡々とした文章の中に毒舌というか切れ味の鋭さやユーモアが垣間見えて面白く(たぶん美味しくなかったのであろう食事についての描写は、読みながらつい笑ってしまう)、最後はちょっと切なく締めくくられる。 束の間の自由を十二分に謳歌されただろうこの2年間は、陛下にとって本当に大切な時間だったんだろうなと思う。 とても素敵なエッセイだった。
















