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tony_musik
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@tony_musik
音楽 / アート/ 映画 / 現代思想 / ラジオ / 背景画は映画『女神の見えざる手』
  • 2025年7月11日
    成瀬は信じた道をいく
    『天下』が面白すぎて、すぐに続編を買ってしまった。引き続き、成瀬に振り回されながら変容していく人びとの目線で物語が描かれる。今作は特に、ほとんどの男性キャラが未成熟な役割を与えられていることから、成瀬の「父性」がいっそう際立っている。
  • 2025年7月7日
    成瀬は天下を取りにいく
    昔営業をやっていたころに西武大津店や平和堂には行ったことがある。成瀬が憎んでいるであろうイオンモール草津店には数えきれないほど足を運んだ。こんな何の自慢にもならないはずのことが小説を読むにあたって役に立つ日が来るとは思わなかった。 面白かった。最後の話は感動して泣いてしまった。 他者の気持ちを懸命に理解しようとしながらなお「平和堂がないことなど、すぐに慣れてしまうだろう」と断定してしまう未熟さが切なくて、印象に残った。
  • 2025年7月6日
    蛇を踏む (文春文庫)
    静かな狂気を感じさせる点で、川端康成の短編に近い雰囲気があった。奇想天外な展開に思わず声を上げながら読み進めた。『蛇を踏む』と『消える』を読了。
  • 2025年7月5日
    「おじさん」的思考
    『「大人」とは信じるものがなくなったとき、「信じるものがなくなった状況」を「信じる」契機に繰り上げることができるもののことである』 成熟について。内田樹の原点のひとつ。
  • 2025年7月2日
    AMEBIC
    AMEBIC
    約20年ぶりに再読。錯乱したドライブ感に改めて感銘を受けた。当時この作品が特に好きだった。
  • 2025年7月1日
    弱者の戦略
    弱者の戦略
    生物の生態を参考に弱者の戦略を学べる。 「安定した環境よりも、変化のある不安定な環境の方が、多くの弱者にとってチャンスである」
  • 2025年6月29日
    文學界 2025年6月号 特集 金原ひとみとヤブノナカ[雑誌]
    金原ひとみ目当てに買って読んだら、米国出身作家、グレゴリー・ケズナジャットの「トラジェクトリー」がとても良かった。芥川賞候補作らしい。
  • 2025年6月28日
    なぜ東大は男だらけなのか (集英社新書)
    三宅香帆さんが勧めていたので読んでみた。官僚を多く輩出する日本のトップ大学が歪なジェンダー感覚を持ち続けていたことが日本全体の価値観にこれまで与えてきた影響の大きさについて考える。
  • 2025年6月25日
    日本アパッチ族【電子特典付き】 (角川文庫)
    「あまりに酷い状況で、ついに鉄を食う新人類に進化する」という着想は、自身の飢餓体験に根ざしているという。ユーモアとエネルギーに溢れた小松左京のデビュー作。面白かった!
  • 2025年6月25日
    文明論之概略 ビギナーズ 日本の思想(1)
    「一身で二度の人生を生きたような」幕末〜明治の変動期を生きた日本人に向けた福澤の書。大きな歴史の転換点にいる我々にとっても示唆の多い内容。
  • 2025年6月21日
    デュシャンは語る
    デュシャンは語る
    デュシャンのインタビュー。もっと気を衒ったようなことを言う人なのかと思っていたので率直な物言いに驚いた。スーラなど他の芸術家への言及が勉強になった。
  • 2025年5月24日
    コンビニ人間
    コンビニ人間
    世間とコンビニの違いは何なのだろうか。 世間とは「複雑なシステム」である。主人公はこれに馴染むことができない。 コンビニは「シンプルなシステム」である。主人公はこれには順応することができた。 要はゲーム化されているかどうか、正解が明確であるかどうかなのではないか?と考え、最近流行っている「ゲーミフィケーション」という言葉の重さに気付かされた。
  • 2025年5月24日
    年上の義務
    年上の義務
    「愚痴らない」「威張らない」「ご機嫌でいる」がんばります……
  • 2025年5月24日
    地下室の手記
    地下室の手記
    正しさに対するなめらかな反動と愚行権について。とにかくひどい主人公の言動に悩みを浄化してもらえた
  • 2025年5月23日
    アカシヤの大連 (講談社文庫)
    ・儚さの結晶のような大連への郷愁 ・表題作のみ読了
  • 2025年4月15日
    花ざかりの森・憂国
    表題作二作以外の作品をようやく読了。「中世に於ける〜」「橋づくし」「女方」が素晴らしかった。
  • 2025年4月12日
    古都
    古都
    京都を舞台にした小説。川端としては普通な内容で意外だったが中盤から幽玄な描写が増えて引き込まれた
  • 2025年4月9日
    わかりやすさの罪 (朝日文庫)
    ずっと抱えていたモヤモヤが「わかりづらく」言語化されていて感動してしまった。自由=「◯+◯=◯」
  • 2025年3月25日
  • 2025年3月25日
    寛容論
    寛容論
    ・18世紀、思考停止と狂乱と迷信の時代に理性と寛容を説いたヴォルテールの『寛容論』。現代のわれわれも読む必要があるのではないか ・斎藤悦則さんの訳はいつも読みやすい。神
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