

tony_musik
@tony_musik
音楽 / アート/ 映画 / 現代思想 / ラジオ / 背景画は映画『女神の見えざる手』
- 2025年8月6日ラーメンと瞑想宇野常寛読み終わったエッセイ?論文?グルメ紀行?それはさておき、恐れと悲しみの中を生きる者=Tさんと宇野さんとの対話がめちゃくちゃ面白かった。「獣(ラーメン)の世界に物語はなく、神(瞑想)の世界に幻想はなく、獣と神(ラーメンと瞑想)の世界には、過去も未来も演劇性もなく」
- 2025年8月3日「差別」のしくみ木村草太読み終わった「差別のしくみ」を憲法学者がロジカルに説いた本。諸概念の類型や平等原則等については納得しながら面白く読み進められたが、海外の論文を紹介しているパートはあまりに難しく、付いていくのが難しかった。
- 2025年8月2日民主主義とは何か宇野重規読み終わったあの政党の躍進をきっかけに民主主義への懐疑が生まれたため手に取った。現在当たり前のように「善きもの」とされている民主主義は歴史的に常に批判に晒されてきたものであり、我々はそのシステムへの「参加と責任」を引き受け続けなければならない。
- 2025年7月27日エモさと報道大澤聡,山本章子,東浩紀,武田徹,江川紹子,西田亮介読み終わった新聞の「エモい」エッセイ的記事=エモ記事の是非をフックに、日本の「トラストな情報基盤」の持続可能性を論じる。良い意味で空気を読まない西田さんの良さが出ている本。地方の共同拠点というアイデアは公共性が高いと思うのでぜひ実現してほしい。
- 2025年7月19日
- 2025年7月19日
- 2025年7月12日
- 2025年7月11日成瀬は信じた道をいく宮島未奈読み終わった『天下』が面白すぎて、すぐに続編を買ってしまった。引き続き、成瀬に振り回されながら変容していく人びとの目線で物語が描かれる。今作は特に、ほとんどの男性キャラに無垢で天然な役割が与えられていることから、成瀬の「父性」がいっそう際立っている。
- 2025年7月7日成瀬は天下を取りにいく宮島未奈読み終わった昔営業をやっていたころに西武大津店や平和堂には行ったことがある。成瀬が憎んでいるであろうイオンモール草津店には数えきれないほど足を運んだ。こんな何の自慢にもならないはずのことが小説を読むにあたって役に立つ日が来るとは思わなかった。 面白かった。最後の話は感動して泣いてしまった。 他者の気持ちを懸命に理解しようとしながらなお「平和堂がないことなど、すぐに慣れてしまうだろう」と断定してしまう未熟さが切なくて、印象に残った。
- 2025年7月6日
- 2025年7月5日「おじさん」的思考内田樹読み終わった『「大人」とは信じるものがなくなったとき、「信じるものがなくなった状況」を「信じる」契機に繰り上げることができるもののことである』 成熟について。内田樹の原点のひとつ。
- 2025年7月2日
- 2025年7月1日
- 2025年6月29日
- 2025年6月28日
- 2025年6月25日
- 2025年6月25日文明論之概略 ビギナーズ 日本の思想(1)先崎彰容,福澤諭吉読み終わった「一身で二度の人生を生きたような」幕末〜明治の変動期を生きた日本人に向けた福澤の書。大きな歴史の転換点にいる我々にとっても示唆の多い内容。
- 2025年6月21日デュシャンは語るピエール・カバンヌ,マルセル・デュシャン読み終わったデュシャンのインタビュー。もっと気を衒ったようなことを言う人なのかと思っていたので率直な物言いに驚いた。スーラなど他の芸術家への言及が勉強になった。
- 2025年5月24日コンビニ人間村田沙耶香読み終わった世間とコンビニの違いは何なのだろうか。 世間とは「複雑なシステム」である。主人公はこれに馴染むことができない。 コンビニは「シンプルなシステム」である。主人公はこれには順応することができた。 要はゲーム化されているかどうか、正解が明確であるかどうかなのではないか?と考え、最近流行っている「ゲーミフィケーション」という言葉の重さに気付かされた。
- 2025年5月24日
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