教室を生きのびる政治学
14件の記録
まめご@mmg_862026年1月9日読み終わったクリスマス後から読み始めたのになかなか集中できず、年を跨いでやっと読了。 去年の締めくくり、今年の初めを飾るに相応しい、とても良い本だった。 高校生を主な対象として、教室での様々な場面(文化祭の出し物や体育祭の競技を話し合いで決めるとか、クラス内での自分のキャラやポジション確立についてとか)を例に挙げ、政治とは、民主主義とは何かを丁寧に説明してくれる。 政治も民主主義も、何か遠い大人の世界の話ではなく、クラスの中でなんとかバランスを保ってうまくやろうとしている、まさにそのことなんだよ、と繰り返し語りかけてくれる。 その土台には、とかく生きづらい世の中をサバイブするには政治の力や民主主義が必要だという著者の考えがあって、この本を通底するのは“いろいろあるけど悲観しなくても大丈夫、一緒になんとか生きていこう”という温かい励ましだ。 そして既に大人である私は、政治に対する自分の理解がいかに曖昧で、誤解も多かったかを思い知らされた。 それは即ち集団の中で物事を為すためのノウハウであり、もっと早くこの本に出会えていれば、あの時やこの時のしんどさも感じずに済んだかもしれないのに、と思いながらページを捲った。 そんな、かつて若者だった読み手にも、著者は「本当はずっとモヤモヤしてきたことを何十年かぶりに思い出して」「「やっぱりあれは自分の思い込みだったんだ」と、そんな発見をしてほしいとも思っている。」と書く。 私は普段、読んだ本を万人に薦めたいとまではあまり思わないのだけれど、この本はできるだけ広く読まれて欲しいと強く思う。 この本に書かれたものの考え方をみんなができれば、避けられる衝突が本当にたくさんあるだろうと思うからだ。 図書館で借りたけど、これは買って手元に置いておきたい。

積読本を減らしたい@tsundoku-herasu2025年12月17日かつて読んだ『「自己決定すること」と「自己責任論」をきちんと区別して、無力な自分を理解して、無理なことに関しては正しく人に助けを求める人間こそ、自立した人間なのだというところに立ち戻る必要がある』 2023年6月3日日本経済新聞 2023年6月10日朝日新聞 書評欄掲載

Kadoma@Enchin20112025年6月16日読み終わった最高の一冊長いこと途中まで読んでほったらかしていたのを読み終えた。 説得力と共感度が凄い。特に平等の章が良かった。 学生が持ってる不満とか問題の仕組みが丸分かりでちょっとした対策も書いてあった。 文章もテンポが良くて、語りかける感じで読みやすい。 読むだけでちょっと気持ちが楽になる。 中高大学生にもの凄くお勧め。 あと、表紙の触り心地がざらざらしてて独特だった。 (なんか特別感)

















