デザインの知恵

12件の記録
- 鷹緒@takao_tanka2025年3月18日読み終わった@ 自宅第7章、おわりに 読了。 いわゆるアート・デザインの文脈以外にも通じる視点がたくさん詰まった本でした! 読んでよかった〜! 「見ること」は常に「見えること」とセットであり、行為と知覚は双方向性のもの。 デザイナーの表現行為は思考の結果を表出するものではなく、創作の過程であり知覚にかたちをあたえるもの。 「実践」には2種類のアプローチがある。 自身の外側にある知性と理をもって物事の解決を試みることと、内側にある感覚をもって思考と行為を結びつけること。 3つのコミュニケーション・モード。 共感、体感、説明、それぞれのモードで使用される語彙は異なる。適切な使い分けの必要性。 世界と関わるためのチャンネルが増えたような感覚です。 参考文献の紹介も多数あったので、少しずつより深く学んでいきたい。
- 鷹緒@takao_tanka2025年3月16日まだ読んでる第6章読了。個人的に最も興味関心が強い分野にクリティカルヒットするパートだった。 「学術研究の成果の多くは言語がベースとなって蓄積されたものであり、学術研究は言語で説明可能なもののみから成り立っていると言える。」(p.230) 「これまでデザインの研究者たちが努力してきたデザイン研究の多くは、その議論を既存の学術研究の枠組みに収めようとするがゆえに、ともするとデザインの本質を外しているように私には見える。」(p.238) わたし自身、既存の学術研究と成果の在り方が、言語による認知能力を前提としすぎていることに違和感と問題意識を持っているので、赤べこのように頷きながら読んだ。 残りあと1章……!
- 鷹緒@takao_tanka2025年3月15日まだ読んでる第5章読了。 情報技術の進化は、デザインの領域と可能性を拡張させる。 使い手こそが作り手になり、その過程にデザイナーが参加する。 それが、「デザインを社会的に行う」=「社会的デザイン」ということ。 創造的行為や表現活動はすなわち社会的な行為でもあるという考え方が、もっと一般化されるようになるといいのに!
- 萌生@moet-17152025年3月12日気になる「わかりやすさをデザインするのは、使う人の人権を守るかたちをつくること」(p.177) とあるらしく。(他の方が書いてらした) なるほどなあと思った。チラシ的なものを作るときに頭の片隅に置いておきたい言葉。
- 鷹緒@takao_tanka2025年3月12日まだ読んでる第4章読了。 「わかりやすさをデザインするのは、使う人の人権を守るかたちをつくること」(p.177) ↑この言葉と出会えてよかった。 「デモクラシーのためのデザイン(Designing for Democracy)」を読んでみたいので後で調べる。
- 鷹緒@takao_tanka2025年3月11日まだ読んでる第3章読了。インターネット、SNS黎明期に手がけられたさまざまな事例が盛りだくさんで興味深い。 文字と画像だけだとイメージが掴みきれないので、映像で見てみたいな〜! 長野五輪の時点で映像のオンデマンドサービスが導入されてたとは知らなんだ。 美術展やミュージアムで来場者の表現活動を促すデザインの話は、ツールではなくモデルとしていろんなところで参考になりそう。
- 鷹緒@takao_tanka2025年3月10日まだ読んでる第2章読了。「ものから出来事への拡張」が特に興味深かった。 「カメラの本質は、対象を撮影することと、撮った写真を見る活動にある」(p.86) マーケティングでいうDoニーズとBeニーズの違いにも似ているかも。