ひとり日和

ひとり日和
ひとり日和
青山七恵
河出書房新社
2010年8月3日
11件の記録
  • Wi-HEi
    Wi-HEi
    @Wi-HEi
    2025年5月14日
    70歳の吟子さん家に居候することになったハタチの知寿(ちえ)。彼女は心の何処かに不安を隠しながら生きている。続かない恋愛。母との関係性。そして、人生の終わり方…。 普通なら、人生経験のある吟子さんが良い言葉をくれるのだが、この小説は違う。吟子さんは、あまり彼女を気に掛けない。それどころか、今まで居候させた者や死んだ猫の名前も覚えていない。一見それは薄情のようにも思える。しかし、ラストシーンまで読み終えた時、そんな彼女の見え方はほんのり変わる。移り行く季節に沿って過ごすように、吟子さんはその時その時間を受け止めて生きている。その様に知寿も少しずつ見せられ、自立の道を進む。 全体的に登場人物の塩梅がいいなあと思った。キャラの+と−がしっかり色付けされていて、毎回ほんの少しだけ読者の期待を裏切ってくれる。素敵な小説でした。
  • 最後に近づくにつれて表現される切なさと、まだ21歳の女の子の成長に、本を閉じた後、どっと涙が出た。吟子の存在と電車の中から吟子の家を見つめている知寿の心情が自分と重なったのかも。
    ひとり日和
  • tsukushi
    tsukushi
    @tsuku_um
    2025年5月11日
  • 読むのを楽しみにしていた本。娘のお弁当を作る前に、さくっと読む📙
    ひとり日和
  • 買う運命にあった✨海外の ”内向的な人なら共感して楽しめるでしょう”とゆうレビューに一押しされて。 すぐに読めなくても、手元に自分のものとしてあるのが幸せ🤍
    ひとり日和
  • 読みたい本が増えて困る。英語版の表紙がまたいい🩷
    ひとり日和
  • にちか
    にちか
    @nichika
    2025年3月9日
  • kahomi
    @kahomi
    2025年3月8日
  • 鷹緒
    鷹緒
    @takao_tanka
    2025年3月8日
    わぁ〜懐かしい、七恵さんの芥川賞受賞作だ! 掲載雑誌のほうを読んだから、そういえば単行本は持ってなかったかも……
  • @skinny_sinful_sheep
    2024年12月20日
  • ばんぶー
    @banboo
    2021年2月6日
    たまには芥川賞の作品を読んでみようと、図書館で借りたが私には難しかった。 個人的にはやっぱり本屋大賞の方が読みやすい。
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