夜間飛行・人間の大地

44件の記録
- itoori@itoori2025年10月5日テーブルに灯された小さなランプのような素朴な人々のこころと 冒険を好み刹那に生きる人々のこころと 時代に押され寡黙に責任を背負う人々のこころ そして、それら様々なこころの間を埋めながら覆い尽くし、全体を見渡すことのできないほど大きな自然 夜間飛行路を開発する郵便会社の一晩に、大いなるままならなさと、手に取ることのできる小さな手触りが偶然に、また非情に重なり、静かな夜は朝に向かって運ばれていく ーーー 「大地はわれわれ自身について、どれだけ本を読むよりも多くのことを教えてくれる。なぜなら大地はわれわれに抵抗するからだ。ひとは障害物に立ち向かうとき、自己を発見する。しかし障害物に到達するには、道具が必要だ。鉋か鋤がいる。農民は耕作を通して、自然から秘密を少しずつ奪い取る。そして農民が引き出す真実は普遍的だ。同じように、航空路線の道具である飛行機は、ひとを昔ながらのあらゆる問題に連れ戻してくれる。」
- 芋仁@imogine2025年9月26日買った読んでる先月購入して少しずつ読んでいます。今月初めより体調を崩しているので間が空いてしまっていますが、焦ることなくじっくり味わって着陸したいと思っています。
- みーた@niseumigame032025年9月6日買った堀口大學訳、山崎庸一郎訳ときて、岩波文庫から野崎歓氏の新訳登場につき購入。「100分de名著」のテキストとして買いましたが、積読。サン=テグジュペリは古びない。
- ビスケットアパート@powerfulfranny2025年8月29日読み終わった「眠りに落ちながら、自分がすばらしい力を用いているような気がした。現在の世界を拒絶するという力である。体がわたしをなお安らかに保ってくれるかぎりは、腕の中に顔を埋めてしまえば、その夜を幸せな夜と分つものは何もなかった。」(353ページ) 『人間の大地』高い場所から大地を見た飛行士・サン=テグチュペリが書いた小説、哲学、エッセイが混ざったような物語 遠くまで高く、広い
- 文箱@hubaco2025年8月15日読み終わった@ 本の読める店fuzkue 下北沢サンテックス大好きなのに読むのは下手でいつも難儀してしまうけど、100分de名著のおかげで作家の実人生にも思いを馳せつつじっくり味わえた。久々に来られたfuzkueで読了〜!
- 文箱@hubaco2025年8月11日読んでる「夜間飛行」を読む。ジイドの“叙事詩”なる表現に引っ張られていたが普通にお仕事小説である。しがない勤め人(多分経営者も)の胸が痛む。しかし本当にかっこいいですね。ファビアンが漂う空の墓所の荘厳な美しさ。
- かつら@katurak2025年8月8日読んでる100分de名著サン=テグジュペリの岩波文庫、一緒に収録されてる「夜間飛行」を読了。お……大人!!! 大人の小説だ〜っ!!!!! しっかり盛りあげ……そして手を離される……ビターなエンド、そして美しい……。小説がうますぎる。。。お次は本題の「人間の大地」へ。
- bocca books@boccabooks2025年8月7日読み終わった今週末の読書会の課題本として読んだ。丁度100de名著でも今月の本になっていてうれしい。なかなか難しかったので、解説や読書会で他の方の感想を聞くのが楽しみ。
- いま@mayonakayom222025年6月8日読み終わった100分de名著の前に読み終えたかったので毎朝少しずつ読み進めていた新訳。ただ砂漠の2章は描写に引き込まれ今日一気に読み終えてしまった。 「どんなに目立たないことであっても、自分の役割を自覚したとき、われわれは初めて幸せになれるだろう。そのとき初めて、心穏やかに生き、心穏やかに死ぬことができるだろう。なぜなら、生に意味を与えるものは、死にも意味を与えるのだから。」
- しき@syiki2025年5月23日買ったどちらも新潮文庫のを持っていて、人間の大地はとても良かったなあという記憶がうっすらある。野崎歓さんの新訳ということで、もう一度読んでみようと思い購入。訳が違うと言えど同じ本を買ったのは初めてかも。しかし表紙が渋いな。