

しき
@syiki
感想を一言でも書いて、たくさんある本が一冊でも多くだれかに届いたらいいな。
- 2025年5月23日夜間飛行・人間の大地 (岩波文庫 赤N516-2)サン=テグジュペリ,野崎歓買ったどちらも新潮文庫のを持っていて、人間の大地はとても良かったなあという記憶がうっすらある。野崎歓さんの新訳ということで、もう一度読んでみようと思い購入。訳が違うと言えど同じ本を買ったのは初めてかも。しかし表紙が渋いな。
- 2025年5月23日
- 2025年5月15日
- 2025年5月10日さくら〔小学館文庫〕西加奈子読み終わった愛が暴走してる。 家族の中の愛が、適切な量や方向を見失って、太ったり投げたり隠したり逃げたりという暴挙に長谷川家の面々を走らせる。そんな中でサクラ(犬)は変わらない存在、港みたいだなと思う。 死んだ兄ちゃんは帰ってこないしミキは多分これからもちょっと変わり者のままだけど、でもサクラがいたから、みんなの止まってしまった時計はまた動きはじめたのかな。なんだか嵐のような勢いで通り過ぎる物語だった。
- 2025年5月3日世界の郷土ごはんパイ・インターナショナル,青木ゆり子読み終わったアフリカ料理とかは馴染みもなくてへぇ〜こんなのがあるんだ👀などと思いつつ読む。アジア圏もフィリピンとか知らない料理がたくさん。写真もきれいで楽しい本だった。
- 2025年5月3日神と王 主なき天鳥船浅葉なつ読み終わった前半はゆっくりじんわりという感じだったけど、半分過ぎたあたりから展開が加速。ひとの欲望の多様さ、果てしなさを目の当たりにしながら読み進んだ。神や信仰することへの疑いという問いかけはこの巻にもある。 しかし最後のシーン・・・そうくるか・・・と思った。古代みのあるファンタジーとして好きな場合は、ちょっと先を読むのを悩んじゃいそう。
- 2025年4月29日
- 2025年4月28日
- 2025年4月27日
- 2025年4月26日火山のふもとで松家仁之読み終わったひと夏の、建築ともどかしい若者の恋。軽井沢、浅間山の空気感がひたひたと全体をうるおしている。約40年前が舞台で男女の描き方も時代なり。「ぼく」は恋には受け身でありながら、建築家の先生の仕事に惚れ込み色々なことを吸収していく。かけがえのない日々を、あとから懐かしみ愛おしむ調子が、この別荘地の物語によく合っている感じがしていい。
- 2025年4月14日パリでメシを食う。川内有緒読み終わったあるべき姿とか、人からみた自分の姿とか、ネガティブな視点でのそういう意識をもたずに、前へ未来へと歩いていくひとたち。パワフルで、ちょっと変わっていて、すごい。何かがある、と思わせる引力がパリにはあって、用意が整っていようがいまいがとにかく行きたくなってしまうみたいだ。
- 2025年4月12日
- 2025年4月12日
- 2025年4月10日
- 2025年4月8日若冲になったアメリカ人 ジョー・D・プライス物語ジョー・D・プライス読み終わったプライスさんの江戸絵画への愛が行間からにじみ出てくる、というか押し寄せてくる。若冲や蘆雪のどんなところに惹かれたのか。コレクションはどうやって形成されていったのか。美術史家の山下裕二さんによるインタビュー形式で読みやすくおもしろい。 「保存のためにしまいこむのは意味がない」 「多くの人に見てもらいたい」
- 2025年4月7日
- 2025年4月5日
- 2025年4月5日桜の首飾り千早茜読み終わった桜の季節に積読本からチョイス。桜が咲きほこる町で、美しいだけじゃない桜の姿が背景に描かれる。立ち止まってしまった人たちの心情を表すかのよう。でも、ひとたび繋がった縁を手放すまいとすることで、また歩き出す。桜がまた、美しくみえてくる。
- 2025年4月2日
- 2025年4月1日ハイファに戻って/太陽の男たちガッサーン・カナファーニー,奴田原睦明,黒田寿郎読み終わったパレスチナとイスラエルの争いが続く中で、いったいどんな感情や行動がうまれるんだろう。ぬるい想像を許さない現実が、物語のなかにある。
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