嘘と隣人

20件の記録
- はぐらうり@hagurauri-books2025年7月8日読み終わった直木賞候補作。 『夜の道標』という作品の続編?スピンオフ?という立ち位置のよう。初めて読む作家さんなので、これから読むのが良かったのかどうか。 それぞれは短編仕立てだけれど話は繋がっているので読みやすい。警察を定年退職した男の話。ある意味警察小説ということで同じ候補作の『逃亡者〜』と近いが、こちらは退職しているというところが面白い。ちょっと前に退職した刑事の良い小説を読んだなと思い遡ったら、なんと柚月さんの『慈雨』だった。 イヤミスと聞いていたけれどそこまでではなくて安心した。そして装丁が良い。どこかで見たことのある場所、と思って調べたら西日暮里だった。 作中の技能実習生が幸せになることを願う。
- 호냐•ho nya@h0nyq2025年6月24日読了読みたい本が激増してこまる☁️ 夜の道標、罪の余白、火のないところに煙は、許されようとは思いません、汚れた手をそこで拭かない・・・ あと今回の直木賞のほかの候補作も
- shi-mayu*@mayu_slooth2025年6月23日読み終わった元とはいえ刑事の勘は健在で、ふと真相に気づいてしまう。 普通の人の、ふとした時の悪意。 誰もが遭遇する可能性があり、誰の心にもあるものかもしれない。
- anko@books_anko2025年6月7日読み終わった定年退職した元刑事の平良正太郎。なぜか事件に巻き込まれてしまうという短編集。単純なように見える事件の裏には、思いもよらない「誰か」の悪意が潜んでいる。真実が見えたとき、やりきれない気持ちになった。主人公の人の良さのおかげで、苦い気持ちだけでは終わらない、良いミステリでした。
- りりり@rin__39162025年5月19日読み終わった借りてきた@ 自宅5篇からなる連作短編集。 元刑事の平良正太郎の日常に 降りかかる数々の事件。 どのお話も本当に日常に 普通に潜んでいる話だった。