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@books_anko
ソファに座ってページを開き無限に広がる世界を旅する🛋 そんな私の読書記録ᝰ✍︎꙳⋆
  • 2025年10月5日
    ゆるやかに生贄は
    ゆるやかに生贄は
    1960年代のアメリカ ヒッチハイクの少女を助けたことにより主人公はある事件へと巻き込まれてしまう その当時の人種差別や社会問題も知ることのできる小説 私は事件とは別のあることでも驚かされた その結末は女性作家だからこそ書けたのかなと感じた
    ゆるやかに生贄は
  • 2025年9月30日
    朱より赤く 高岡智照尼の生涯
    12歳で実の父親に売られたみつ 舞妓、芸妓として生きる中で、男たちに傷つけられ翻弄される 最後にみつが選んだ道 女という性に生まれたがゆえに理不尽な目にあう それでも希望を忘れず、自らの道を切り拓く主人公に胸を打たれた 高岡智照という人をもっと知りたくなった
    朱より赤く 高岡智照尼の生涯
  • 2025年9月29日
    日本蒙昧前史 第二部
    第一部でどハマりした本作 第二部でも激動の昭和を堪能しました リアルタイムでこの時代を知りませんが、パンダ来日の熱狂や上野動物の苦労、政府間の駆け引き、そんなことを知れておもしろかったです パンダ好きで有名なあの方も登場してクスッと笑えました
    日本蒙昧前史 第二部
  • 2025年9月27日
    閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書
    『猟奇殺人犯の精神鑑定報告書』とは!好奇心くすぐるサブタイトルにドキドキしながら読み進めました。おもしろかったです。絵や図があることでリアリティが増す作りになっています。帯にある「読んでは、いけない。」の通り、この本を読んだことで自分の中に恐怖が生まれてしまいました。怖い怖い。
    閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書
  • 2025年9月24日
    ●●にいたる病
    ●●にいたる病
    豪華メンバーによる我孫子武丸氏デビュー35周年記念企画 「●●にいたる病」というテーマで書かれた作品はどれもおもしろかったです 先生方それぞれの色が出ていてさすがの一言 めちゃくちゃ気持ち悪くて最高 不快なのにまた読み返したくなる、そんな魅力溢れるアンソロジーでした
    ●●にいたる病
  • 2025年9月21日
    見てはいけない
    見てはいけない
    愛と憎しみの短編集。 どのお話も、良くないことが起こりそうな空気感で満ちています。 愛が暴走し、狂っていく人。 『遠い村』は、疎開した田舎で出会った少女との話。 美しく残酷だった月子。幸せになりたかった月子。 悲しい物語だけど私は好きです。 『アレキサンドライト』は、男がその時の弾みで心にもないことをポロリと呟き、女はそれを信じる。 もしもその約束が破られたら…そりゃあ怖いことになりますよ。 暴走した愛は凶器です。
    見てはいけない
  • 2025年9月16日
    前の家族
    前の家族
    悩みに悩みぬき、期待に胸膨らませながら購入するのがマイホーム まさに「夢のマイホーム」 家とは寛ぎ自分自身を癒やす場所のはずなのに… 静かにゆっくりと、しかし確実に迫りくる何か だからこそ本書は怖くておもしろい
    前の家族
  • 2025年9月13日
    迂回
    迂回
    シチリア島にヴァカンスで訪れた夫婦 楽しいはずの旅が選択を間違え悪夢へと変わる 今まで読んだことのない奇妙な小説でした ずっと不穏で不気味な雰囲気でストーリーは進み、軽い文体で読者は物語の世界に惹き込まれます 好き嫌いは分かれると思いますが、私は好きでした
    迂回
  • 2025年9月12日
    まず牛を球とします。
    15篇からなる贅沢なSF短編集。文系な私には「よく分からん」と感じる話もありましたが、一つ一つ内容が濃くて楽しかったです。そしてタイトルが素晴らしい。どのタイトルもおしゃれでかっこいいです。『大正電気女学生〜ハイカラ・メカニック娘』が特に好き。
    まず牛を球とします。
  • 2025年9月9日
    悲鳴
    悲鳴
    誘拐され、11年間監禁されていた少女。地獄のような日々は読んでいて苦しくなった。櫛木さんは新潟県出身。昔同じような事件が実際にあった。あの事件をベースに作品を書かれたのだろうか?男尊女卑の田舎の描写もリアル。女に学はいらないという考えの人は実際に多かった。今でも存在している。その事実が生々しく描かれており、私自身の傷をえぐられながら読了。残酷さと刺激的なだけでは終わらない作品だ。
    悲鳴
  • 2025年9月7日
    完璧な家族の作り方
    ホラーとしてはそこまで怖くはなかったです だけどずーっと不気味で気持ち悪い 関係者へのインタビューでストーリーが進み、後半になるにつれ繋がっていく点と点 その証言がまた不気味 ゾワゾワしました
    完璧な家族の作り方
  • 2025年9月5日
    私たちが轢かなかった鹿
    一つの出来事を別々の人物の視点から描いた短編集 同じ出来事なのに当事者が変われば見方も変わる 最後のお話『小説みたいなことは起こらない』は、雪で閉ざされた別荘が舞台 静かな語り口で綴られる物語は、美しくも不気味だ 井上荒野の世界観は癖になる
    私たちが轢かなかった鹿
  • 2025年9月4日
    一撃のお姫さま
    現代を生きる女たちの短編集 『一撃のお姫さま』は、曲作りのためにホストを体験することにした主人公の話 「歌舞伎町は本物さえもフェイクに変えてしまうんだ」 この一文に私が一撃を食らった 私には無関係のはずの世界がこの一文でリアルに 島本さんすごい! 装丁もかわいくて好き
    一撃のお姫さま
  • 2025年9月1日
    ハウスメイド
    ハウスメイド
    すごい、なんておもしろいんだ! 私、興奮しています どんどん展開が変わっていって、思いもよらない方向に転がっていく でもちゃんと読んでいれば違和感に気づく作りになっている 最初から最後まで楽しかったです これは本当にすごいから読んでほしい
    ハウスメイド
  • 2025年8月29日
    スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ
    自分が実際に体験しているような感覚になる、体験型ホラー小説。 左のページでストーリーが進み、右のページはスマホ画面になっています。 読みやすくて楽しいこの本。あまり読書をしない人でも楽しめるはず。子供にもすすめようと思います。
    スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ
  • 2025年8月28日
    酒亭DARKNESS
    どこかの街のどこかの居酒屋 モデルになっている街を想像しながら読んでみると楽しいかも ホラー短編集だけど怖いだけではなく、どこか懐かしさも感じさせてくれます 夏の終わりの夜、お酒を片手に読みたくなる本です
    酒亭DARKNESS
  • 2025年8月26日
    誘拐劇場
    誘拐劇場
    小学生が薬物を摂取していたという衝撃の事件から物語は始まる 俳優の師道一正が事件を解決するが、数年後彼に疑いを持つ若者が現れ… 師道は善人なのか?悪人なのか?全てが謎のまま二転三転していくストーリー キャラクターが魅力的な作品
    誘拐劇場
  • 2025年8月19日
    夜明けまでに誰かが
    夜明けまでに誰かが
    友人たちとキャンピングカーで旅に出たレッド。 何者かに狙撃され、車に閉じこめられてしまう。 まさにホラー映画のような展開。 物語の内容としてはサスペンスですが、ユーモア溢れる文章はさすがホリー・ジャクソン。 明るい文章やジョークで読者を飽きさせることなくラストまで突っ走ります。 しかし最後まで気を抜いてはいけません。 気を抜いたが最後。読者が著者に撃ち抜かれてしまいます。
    夜明けまでに誰かが
  • 2025年8月13日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    科学が大の苦手な私 専門的な内容も多く理解できていないことのほうが多いと思います それでもおもしろく、最後まで飽きずに読めました スケールの大きな作品を読めて大満足です 宇宙ってすごいなぁ!
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
  • 2025年8月10日
    今日未明
    今日未明
    「どこかで誰かが亡くなりました」と毎日見かける何気ないニュース。 人々の記憶にも残らないようなありふれた事件。 しかし、その事件を一つ一つ覗いてみれば、私達が想像もしなかった真実が隠れている。 どの話も救いがなく、とても悲しい。 短い報道を見て、全てを知った気になっている私。 「またこんな事件ね」と、無感動になっている私。 そんな自分に気づかされゾッとした。気づけてよかった。この本を読んでよかった。
    今日未明
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