人間に向いてない (講談社文庫)

18件の記録
猿馬大咳@sarubaaaaa2026年4月4日読んでる図書館で発見したので、ゆっくり通って読む。 100ページくらいまで読んで、うんうん、と頷くことばかりだ……。 すでにここまで読んでいる方がいれば意外かもしれないけれど、父親に共感した。 確かに、順風満帆に行くはずだった人生が、息子の不出来によって人目を気にするようになってしまう。 家族の体裁も、自身のものだとばかりに背負ってしまうのは抗えない負の感情だし、仕方のないと言うにはあまりに彼は酷い男なのだが、僕は彼に共感した。というか、登場人物全員の肩を持ってしまいたくなる。 僕にも「ユウくん」のような時期があった。 だからこそ、だろうか。 彼と敵対する者の気持ちも分かってしまうのだ。 まあ、全部読んでからじゃないと、断定は出来ないかな。

鼓動@mekera9252026年3月20日読み終わっためっちゃ面白かった! ある日、息子が異形の姿になっていたところから始まる、親子の愛を究極の形で問うてくる作品。 異形の描写とかは「うわ...」ってなったけど、個人的に不快感はあんまり感じなくて、むしろ感動さえしましたっ 「家族」の話として完成度が高い! 本当に幸せな読書体験でした。 親に殺されたくない人は是非!




あおい@booklover_aoi2025年8月9日読み終わったKindle Unlimited@ 自宅2025.8.9読了。 少し前から気になっていたものの、メンタル整ってる時のほうがいいかな?と思って読むタイミングを計っていた本。 あらすじで構えすぎてしまっていただけで、内容はそこまでメンタルがやられる系ではなかったです。 息子がクリーチャーになるという設定からどこを終着点にするのか、と思っていましたが、私は読み終わった時によい落とし所を作ってくれた、と感じました。 変異した人たちの描写がリアルで嫌悪感を想起させるので、そういうのが苦手な人にはおすすめできないのですが、人間心理がリアルなので、少しでも気になるなと思った人には読んでみてほしいです。 家族という集団として括られていても、本人たちが相手への理解を深めようと心をくだいたり、相手のことを考えて行動するという努力を怠ると、家族だろうと分かり合えない存在になるというのは世の中の様々な媒体を通して情報として入ってきます。 ただし、分かり合えないから排除していい存在になるわけではないし、生命を脅かしていいことにはならないと思います。 自分が理解できない存在になって、種族としても自分と違うものとなった時に、排除する正当性を得てどういう行動に出るかがとてもリアリティがありました。 自分と違うものは排除していいと思うことが「正しい」と考える危うさを、この作品を通して改めて感じました。 人間心理や集団心理についても気になってきたので、ちょっと興味を持てそうな本を探してみようかなと思います。






















