この夏の星を見る 下(2)

43件の記録
- ちーさん。@dokushumi122025年8月22日読み終わった楽しみにしてた下巻、読み終わった時の充足感と寂しい感情。 まだまだ彼らの物語を見ていたかった。 上巻で繋がった縁と縁の関係性が深くなり、そこから更に広がる。なんて素敵なんだろう。 コロナによりできなかった、過ごせなかった青春ある。 だけどコロナだからこそオンラインを通して結んだ天文部の縁。 各学校の生徒さん同士が発起する冬の「スターキャッチコンテスト」が一等美しい。 みんなで同じ時間に同じように空を見上げて星を掴まえる瞬間に、涙が出そう。居る場所は違くても、確実に繋がっている。 先生方も素敵な人たちばかりで、やっぱり綿引先生はずるいと思う。感情を発露させた瞬間の先生の思いに感動しないはずないじゃないか。 そして、解説が宇宙飛行士さんなのも、辻村さんらしい。 彼らの続きの物語が読めることを、心より願って。
- ちーさん。@dokushumi122025年8月17日心に残る一節「絶対に、できてほしい。これ以上、私たちから何も奪わないでって感じ」 「コロナの年じゃなかったら、私たちはこんなふうにきっと会えなかったと思うから。どっちがいいとか悪いとか、分からないね。悪いことばかりじゃなかったと思う」 『ただ、同じ時間帯に空を見る。そのための約束をした、というただそれだけのことが、どうしてこんなに特別に思えるのか。 きっと、みんなにもわかったはずだ。 今年だから、という思いがそこに含まれていることを、はっきり感じる。』 『これくらいの特別はーーーお願い、私たちにください、』
- ちーさん。@dokushumi122025年8月16日まだ読んでるこの、輿くんが東京の学校に編入するってなった時の御崎台高校に柳くんがいるから編入するってなった流れも、 真宙が原爆のことを自由研究のテーマにしようって、五島のみんなの話を聞いて決意したのも点と点がオンラインを通じて線になって繋がってく感じがとても良い。 そしてその線が繋がって、また新しい関係性が出来ていくのもめちゃくちゃ素敵。 その瞬間を文章で読めて嬉しいのですよ。
- ちーさん。@dokushumi122025年8月10日読み始めた心に残る一節『自分が何気なく言った言葉を覚えていて、大事にしてくれている人がいる、という事実に、大げさでなく、自分がここにいてよいのだと救われる気持ちになる。』 本当にこれなのよ。 人から聞いて大事にしたいと思った言葉も、伝えた言葉も思いのほか未来まだ続く感じがまたいい。
- m@kyri2025年7月31日読み終わった@ 自宅もう登場人物の子たち全員、だれもコロナにかからんとってと祈りながら読んでいた 2020年からの今までは、振り返ればわたしにしてみれば長い会社員生活に変なことが起きたな程度の認識になってしまったけど、学生の人たちにとってはそんなことでは済まされない、本当に大切な時間がコロナによって蹂躙されていったのだと思う だけど、そのなかでも、コロナが流行しなければきっと出会わなかったであろう人たちと出会い、交流し、同じ目的に向かって同じ空を見上げる彼らの姿は本当にかけがえがない あと、その学生たちを支える大人たちに、お、大人たち〜〜〜!!!となった こういう大人になりたい ミステリではないけれど、随所に、辻村深月の伏線回収のうまさを感じられる箇所があって、やっぱりこの人はミステリの人だなあと思った ずっとホルストの木星が頭の中を流れてる 映画観に行くのもたのしみ!
- ヒナタ@hinata6251412025年7月27日読み終わった映画を見てから小説。物語で描かれるコロナ禍の始まった2020年の翌年2021年に連載が始まったと知って、辻村さんは切実に、そして少しでも早くこの物語を中高生に(もちろん大人たちにも)届けたかったんだろうな…と思う。映画はほぼ原作に沿ってるけど映画には入らなかったキノコの話や長崎の平和の日のエピソードも読めてよかった。綿引先生に岡部たかしさんをキャスティングしたの大正解だと思う!!!
- 結@yi_books2025年7月11日読み終わったコロナがあったからできなかったことも、コロナがあったから出会えた人もいる。自分にも心当たりがある。でも、どちらが良かったか、どちらだったら良かったか、選ぶのは違う。綿引先生の言葉に深く頷いて、じんわり心に刺さった。 映画も気になる。
- 隣乃@t0narin0_51232025年7月9日買った読み終わった@ 電車仕事の行き帰りの電車の中で2日間で上下読破。辻村深月さんのジュブナイル小説の、少年少女のみずみずしさが何歳になっても"刺さる"。それを取り巻く大人の格好良さの方にも心が震えるようになったのは、わたしの成長だと思った。 下巻で一番好きなシーンは円華と小春のところ。
- いぬを@_____on7222025年6月27日読み終わった@ 自宅コロナウイルスによる影響は悪いことばかりではない? そんなことを思わせてくれる作品でした。 天体観測やプラネタリウムに行っていた子供の頃の記憶がよみがえり、懐かしく感じました。 自分の役に立つことだけをやるのではなく、好きなことも続けて年をとっていきたいと思いました。
- ま き@hyo321900年1月1日読み終わった真宙が学年で1人しかいなかった男子ってことで 学校生活が苦に感じてた状況から理科部を心から 楽しんでることと、オンラインで繋がった人達と 打ち解けててよかったなって思うのと、 天音を意識してるところが可愛いかった りくと亜沙の関係も素敵やし、 晴奈先輩、後輩達もいい子すぎて この子達の今後どうなったのかなって気になりすぎた。 もうちょっと早くこの本知れてたら映画見に行けたのに、、、