アリの放浪記 多様な個が生み出す驚くべき社会

9件の記録
- いるかれもん@reads-dolphin2025年6月18日読み終わった学び!本屋で表紙に惹かれ、後日図書館で借りた一冊。元々フランスで出版されたアリについての本を日本語訳したもの。だいたい5,6ページくらいの短いアリのエピソードがたくさん収められている。調子いいときに読むと面白くて、疲れてるときに読むと途中で話が追えなくなるという少し難しめの本だった。そのため読み終わるのにずいぶん時間がかかってしまった。あと、できれば図表が欲しかった… 多分、元々昆虫に興味がある人であればスラスラ楽しく読めるのかなと思う。私はまた機会があれば読み直そうかなという感じだった。
- ふるえ@furu_furu2025年6月10日読んでる文化人類学の本的な感じでアリのことを読んでいる。気がする。アリのことを追いかけて道に迷った研究者たちが、GPSで位置を知るために木に登ったみたいな話がさらっと書かれていて、想像すると面白い(本人たちからすれば生死を分けることだろうけれど)。アリの生態が、その生活を追うような形で書かれていて楽しく読める。
- ふるえ@furu_furu2025年6月7日読んでる借りてきたアリと言われると働きアリとか、女王アリとか、巣がめちゃくちゃでかいというぐらいしか知らないけれど、よくよく考えると働きアリというのはめちゃくちゃリスクが高い役割だし、人間に例えるとあまりにも不憫すぎる。それが必要なこととはわかるけれど、それが自分の役割として受け入れられるのかとはまた違う話で、アリたちはどういう経緯で役割分担しているのだろうか。そういったアリについての知識が面白く、またその生態を追いかける研究者の人たちがいるというのもなんだかロマンがあって楽しく読む。
- ni@nininice2025年4月24日読みたいあなたが一匹のアリを踏みつぶしたとき、一遍の壮大な叙事詩が終わりを告げる この帯の一文を読んで、罪の意識に押しつぶされそうになる。わたしは以前庭に現れたアリの大行列を何も考えずに水で流したことがあって、その自身の無慈悲さにもう何年もぞっとしている。図書館で予約したので、読んでアリや他の虫とも共存できるようになりたい。
- Punkaya@herbe_32025年3月24日読み終わったこちらの想像をはるかに突き抜けるアリたちの実生活はいわずもがな、時おり垣間見える、体長数ミリの相手に日々奮闘する研究者たちの生態がまた面白かった。