ハーメルンの笛吹き男
43件の記録
アザミアン式@38620332026年9月8日読み終わった書名にもなっている伝説から何を読み取るか。 「実はこんな事件・出来事が背景にあったのだ」という解明は、過去から様々な説が唱えられてきた。しかし本書の関心はそこにとどまらない。 書物(知識階級の媒体)に登場するよりとずっと以前にこの話の原型が生まれており、もとは口伝により広まったはずで、するとこのなかには(記録が圧倒的に乏しい)中世庶民の生活の痕跡や、身分秩序の最下層どころかそこから排除された人々のありようを追う手がかりがあるのではないか。 ここから「世間」論へひろがっていったんだなぁ。
こもる@lost2026年7月15日読み終わったカタカナと世界史が苦手だから読み通せるかなと心配だったけど、分かりやすい文章のおかげて最後まで読めた。 伝説の発端、変貌の過程が当時の人々の生活の実態を織り交ぜて描写されていた。 しかしこれは自分の知識不足のせいだけど、相変わらず宗教戦争の話はピンとこないから、その辺りもちゃんと知りたい。
郷愁旅情@saori2026年6月21日読み終わった歴史学という手法について知るのに適当な本 第2章以降は研究史のようなもので、感覚としてはサイモン・シンによる『フェルマーの最終定理』に近い。 歴史を語ることにも歴史はあることが感じられて面白い。


くらげ@Jellyfish2026年6月12日読み終わった-伝説とは本来庶民にとって自分たちの歴史そのものであり、その限りから出発する。その点ではメルヘンとは質を異にしており、「伝説は本来農民の歴史叙述である」(ゲオルク・グラーバー)といわれるゆえんである。
グミチャン@gumicyan2026年6月9日読み終わった借りてきたかつて読んだ大学生の頃、もっと勉強しておけばよかったなーと思うことがある。 大学の講義で課題図書だった本を図書館で見つけた。全然分からなくて、今だったらわかるんだろうかと思って借りた。 結果、今とても知りたいこと・気になっていることの本だった。大学生の私、これが全然分からなくてつまんなかったのか…そうか…面白みを感じられなかったのか…。 大学生の頃の私、勉強してたとしてもそんなに身になってなかったかもしれない。若い頃は万能だったなと思いたがるけど、それって買いかぶりかもなぁ…。あのとき勉強しておけばよかったと思うんなら、今勉強するべきだなぁと思った。
🦀@doko_da32026年4月26日読み終わったみんな知ってるハーメルンの笛吹き男の伝説について、社会背景を踏まえて様々な説の比較検証が分かりやすく書かれていてすごい面白かった。当時のハーメルンの経済状況と身分の分布、風習を知った上では「130人の失踪」より「笛吹き男の不可解さ」の方が謎が深い。









































