個人的な体験

9件の記録
- うっちー@orange_umai2025年4月2日読み終わった大江健三郎の本をはじめて読んだ。読み始めたときは一文が長いなと思ったけれど、だんだん慣れてきて意外と読みやすくなった。障害のある子供が生まれた親が題材なので、障害者への認識や男女関係についての当時の日本の常識を強く感じる場面が多かった。感情をウニとかカニとかで比喩してて面白かった。
- うみぶどう@umibudou2024年2月28日読み終わったかつて読んだ冒頭数ページで一気に引き込まれた。若者が危機を乗り越え、或いは受け入れ、成熟していく青春小説として面白く読んだ。文体がのびやかで熱量に満ちている。火見子の多元的宇宙の話も印象的。結末は蛇足に感じる人もいるかもしれないが個人的にはこれでよかった。