子どもたちは夜と遊ぶ(下)

14件の記録
- 夏秋@natsuaki2025年6月18日読み終わったすれ違い、勘違い、ボタンの掛け違い、タイミングの噛み合わなさ、この物語の彼らにどんな言葉が合うのかわからない。 なんでこんなことに、どうしてそんなことがって悲惨な事件をニュースで知るたびに私も月子程ではなくても落ち込んでしまうけど、結局日々の暮らしや目の前にいる人に誠実に生きていくしか道はないんだよな… 殺人の描写は惨くてかなりきつかったがその部分に関しては短めだったのが救い。 恭司の「大好きで、泣かせたくない人を作っておく」って、すごくいいなって思った。私にもそういう人がいたし、今もいるから。誰かに伝えたくなる言葉だ。辻村深月先生は本当にすごい。
- かゆ@yui_kayu2025年4月24日読み終わった@ 飛行機トロントに向かう飛行機の中で一気読み。めちゃくちゃ面白かった。なんとなく着地する方向は見えるような気になって読み進めていくと何回か急旋回して裏切られ、でも終わりはすごく良かったなあと。 ヒトに自信をもっておすすめできる本がまたひとつ増えた。
- かぐら@kagura2025年4月16日読み終わった「だけどもし、君がいつの日か物凄いピンチを迎えてどうしようもなくなったら、俺は必ず駆けつける。世界中のどこにいても必ずだ。人間には誰でも、大好きで泣かせたくない存在が必要なんだって。 君が生きているというそれだけで、人生を投げずに、生きることに手を抜かずに済む人間が、この世の中のどこかにいるんだよ。不幸にならないで。」
- はれのき・ちゅうた@harenokichuta2025年4月15日読み終わった衝撃的な本だった。 人が何人も殺される。 沈んだ気持ちになってしまい、読み進めるには気力が必要な本だ。上巻を読み終えるまでには3週間かかった。 それが途中で一気に物語が動き出し、通勤中に読むのを止められなくなって、そのまま会社をお休みして東京駅の広場で、最後まで一気に読み終えた。 辻村深月は人を殺したことがあるのではないか? 描写はそれくらい生々しくて、息苦しかった。 こんな文章を書けることに、ただただ感心する。 これだけ僕の気持ちを沈ませる本を「面白い本」とは言えないけれど、文句なしに「すごい本」だった