子どもたちは夜と遊ぶ(下)

12件の記録
- かぐら@kagura2025年4月16日読み終わった「だけどもし、君がいつの日か物凄いピンチを迎えてどうしようもなくなったら、俺は必ず駆けつける。世界中のどこにいても必ずだ。人間には誰でも、大好きで泣かせたくない存在が必要なんだって。 君が生きているというそれだけで、人生を投げずに、生きることに手を抜かずに済む人間が、この世の中のどこかにいるんだよ。不幸にならないで。」
- はれのき・ちゅうた@harenokichuta2025年4月15日読み終わった衝撃的な本だった。 人が何人も殺される。 沈んだ気持ちになってしまい、読み進めるには気力が必要な本だ。上巻を読み終えるまでには3週間かかった。 それが途中で一気に物語が動き出し、通勤中に読むのを止められなくなって、そのまま会社をお休みして東京駅の広場で、最後まで一気に読み終えた。 辻村深月は人を殺したことがあるのではないか? 描写はそれくらい生々しくて、息苦しかった。 こんな文章を書けることに、ただただ感心する。 これだけ僕の気持ちを沈ませる本を「面白い本」とは言えないけれど、文句なしに「すごい本」だった